中國情報通信研究院はこのほど、今年8月の中國國內(nèi)における攜帯電話販売量のデータ報告を発表した。それによると、同月の中國市場の総出荷量は3087萬5千臺で、前年同期比5.3％減少した。このうち2G端末は117萬7千臺、5G端末は21萬9千臺だった。8月末現(xiàn)在、2G端末は相當(dāng)な量を売り上げ、1-8月の販売量は1049萬2千臺に達(dá)した一方で、5G端末は29萬1千臺にとどまった?！缚萍既請蟆工瑏护à?。

第一攜帯電話界研究院の孫燕飈院長は、「今はまだ5G基地局の配置を大規(guī)模に進(jìn)めている段階で、ネットワークがカバーする地域はそれほど多くない。これが5G端末の販売が今ひとつ振るわない重要な原因の1つだ」との見方を示した。

孫院長によると、「現(xiàn)在、北京、上海、広州、深センの一線都市で5Gネットワークが建設(shè)中で、今年の終わり頃には都市部をすべてカバーする見込みだ。二線都市?省都都市および三線都市を5Gネットワークがカバーする取り組みはまだ初期段階にあり、5Gネットワークの全面的カバーが実現(xiàn)するのは來年末頃になる見込みだ」という。

もう一方で、今はまだ5G端末の値段が高すぎる上、ユーザーの買い換え意欲は低く、通信キャリアは適度な購入補(bǔ)助金もデータ?パケットパックも打ち出さない。さらに現(xiàn)在の5G端末はメーカーが研究開発能力を示し、開発者が応用環(huán)境を構(gòu)築し、少數(shù)のデジタルマニアが目新しさを楽しむためのものといった意味合いが強(qiáng)く、大規(guī)模な販売は行われておらず、ECプラットフォームには十分な在庫がない。こうしたことも販売が振るわない原因の1つだ。

情報消費(fèi)連盟の項(xiàng)立剛理事長は、「現(xiàn)在の5G端末は速度が速くなった以外の優(yōu)位性を示せていない。消費(fèi)者にしてみれば、5G端末は大して役に立たないものだといえる。消費(fèi)電力が高い、チップの開発が遅れているといった要因も、5G端末の普及ペースを制約する」と述べた。

5G端末の慘憺たる販売狀況に比べ、2G端末市場が引き続き安定しているのはなぜか。