新型コロナウィルスの流行が続いている。マスクの生産能力はどの程度回復したのか、物資はどれくらい不足しているのか、調整や監(jiān)督はどうなっているのかが注目される。工業(yè)?情報化部（省）は2日に記者會見を行い、関係責任者が物資の保障についてコメントした。新華社が伝えた。

マスクの生産能力は60％回復 醫(yī)療用N95マスクはまだ品不足

同部が把握した狀況によれば、現(xiàn)在、中國國內のマスクメーカーの生産能力回復率は60％前後になるという。しかし醫(yī)療用のN95マスクは品不足が続いているという。

同部消費品工業(yè)司の曹學軍副司長は、「現(xiàn)在、中國國內の1日あたりのマスク生産量は1千萬枚を超え、醫(yī)療用N95マスクは60萬枚だ。N95とは透過防止率が95％を超えるマスクのことで、工業(yè)用防塵対策マスクと醫(yī)療用マスクの2種類があり、醫(yī)療用はより効果が高く、生産に対する要求、生産に必要な環(huán)境、生産の標準の水準もより高い」と説明した。

曹氏は続けて、「1月24日以降、武漢市は醫(yī)療物資保障チームに対して必要な物資をたびたび知らせており、中でも醫(yī)療用N95マスクが大幅に不足しているとのことだ」と述べた。

同部によれば、重點基幹企業(yè)の生産能力を掘り起こすことに焦點を當て、再稼働して一定の生産能力に達することを確実にし、原材料や重要部品などの供給問題を調整?解決し、中央政府の備蓄を利用して重點地域の需要を保障し、全力を盡くして供給を保障するという。

醫(yī)療用防護服の1日生産量が2萬著 消毒用品は保障

同部によると、今最も不足する醫(yī)療用防護服の供給が増加を続けているという。同部の黃利斌報道官は、「2月1日現(xiàn)在の中國の醫(yī)療用防護服の1日あたり生産量は2萬著に達し、1月28日の8700著に比べて目に見えて増加し、現(xiàn)在生産されているものは基本的に湖北省で利用されている」と述べた。

醫(yī)療用防護服だけでなく、大きなニーズのある赤外線體溫計、消毒?殺菌用品などの生産能力も大幅に回復しつつある。日用化學製品メーカーの藍月亮によれば、新型コロナウィルス肺炎が広がってすぐに殘業(yè)を増やして生産を拡大し、消毒用ハンドソープや塩素系漂白剤など約512萬元分（1元は約15.47円）以上を集めて湖北省に送るとともに、各販売ルートに対し便乗値上げをしてはならないと明確に要求したという。

同部原材料工業(yè)司の王偉司長は、「私たちの統(tǒng)計の対象になった殺菌消毒製品メーカー433社のうち、（高効率の）84消毒液を扱うところは95社あり、平均稼働率は60％で、1日あたり生産量は1579トンに上る。消毒用ハンドソープの1日の生産量は約140トン、醫(yī)療用アルコールは407トンに達し、赤外線體溫計は生産が50％前後回復し、この割合は徐々に上昇している」と述べた。

醫(yī)療用設備の生産能力も拡大している。1月30日、聯(lián)影醫(yī)療技術集団有限公司の醫(yī)療用畫像診斷裝置の第1弾が武漢火神山醫(yī)院に到著した。今回提供された設備は患者の肺の様子を1分間で読み取るという。また聯(lián)影公司はこれまでに武漢市と上海市の各基地に十分な數(shù)の裝置を提供したという。邁瑞醫(yī)療製造センターがすでに前倒しで稼働しており、人工呼吸器、モニター、除細動裝置などの救急救命機器の供給を確保するとともに、醫(yī)用料設備を複數(shù)回に分けて感染癥の第一線に送り屆けている。同部によると、醫(yī)療用物資の保障はある程度進展させたという。