外出を極力減らし、自宅で「自己隔離」生活を送ることは、新型コロナウイルスによる感染予防?抑制のために必要不可欠。しばらくはあちこち出歩くことはできないが、充実して豊かな精神文化でそのマイナスを十分に補(bǔ)うことで、「自己隔離」生活も普段の生活と変わらず素晴らしいものになるはずだ。マウスをクリックするだけで、全國(guó)各地にある博物館に所蔵されている精巧で美しい展示品を、オンライン展示ホールで思う存分鑑賞できる。スマホを使えば、図書(shū)館のオンライン蔵書(shū)を遠(yuǎn)隔利用できる。パソコンの前に座るだけで、オペラのハイビジョン実況録畫(huà)を鑑賞することができる。感染予防?抑制期間中、図書(shū)館や美術(shù)館、劇場(chǎng)、公園など數(shù)多くの文化施設(shè)が臨時(shí)休館?休園を余儀なくされているが、各種多様なオンライン文化活動(dòng)が、人々の「自己隔離」生活に彩を添える様々な手段を提供している。たとえ自宅から一歩も外に出なくても、精神文化に対する需要を十分に満たすことは可能になっている。人民日?qǐng)?bào)が報(bào)じた。

ネットライブ配信やバーチャルリアリティ（VR）、ショート動(dòng)畫(huà)、バーチャルタッチなど、さまざまな文化資源がネット上でリリースされていることは、新技術(shù)によるサポートと応用と切っても切り離せない。2019年全國(guó)美術(shù)館館蔵精品展出季サイトのネット展示プラットフォームにはVRホールが設(shè)けられ、動(dòng)畫(huà)、音聲、アニメーションなどを用いて美術(shù)館內(nèi)部や展示品の様子が再現(xiàn)されている遼寧省の瀋陽(yáng)故宮博物院は360度観光地バーチャル?ガイド?システムを用い、マルチメディアによって、瀋陽(yáng)故宮の建築構(gòu)造や一部文化財(cái)を展示している。天津市の天津名流茶館は、ニューメディアを使って天津相聲（日本の漫才に相當(dāng)）のショート動(dòng)畫(huà)を公開(kāi)すると同時(shí)に、ライブ配信によって茶館自體をオンラインの世界に移行させている。このように、「インターネット+」スタイルのプラットフォームを搭載し、多種多様な新形式や新技術(shù)によって、従來(lái)の文化展示方法の枠を打ち破り、ネット文化の資源を絶えず充実させている。また、人々が文化生活に関わる體験方式を更新し続け、たとえその場(chǎng)に行くことができなかったとしても、臨場(chǎng)感あふれる體験を可能としている。

現(xiàn)在のこの特別な休暇期間に手軽に様々な文化を體験できることはまた、文化サービスによる思いやりを示していると言える。中國(guó)國(guó)家図書(shū)館は、中國(guó)語(yǔ)?外國(guó)語(yǔ)書(shū)庫(kù)および特別書(shū)庫(kù)の開(kāi)放サービスを?qū)g施しているほか、公開(kāi)講座もオンラインでの視聴が可能になっている。動(dòng)畫(huà)公開(kāi)サイトや音楽配信アプリは、映畫(huà)作品の無(wú)料視聴や楽曲制限なし視聴サービスを行っている。感染予防?抑制に関するオンラインの電子書(shū)籍、親子向け音聲ブック、各年齢層をカバーした無(wú)料オンライン授業(yè)など、関連施設(shè)は閉館中でも、オンラインサービスは引き続き提供されている?！改曛袩o(wú)休」の文化サービスは、精密かつ細(xì)分化された設(shè)定と豊富な質(zhì)の高いコンテンツ、多様で便利な選択肢によって、人々の「自己隔離」生活に、盡きることのない精神的滋養(yǎng)を提供し、一見(jiàn)すると単調(diào)で変わり映えのない日々に潤(rùn)いをもたらしてくれる。

大いに學(xué)び、リラックスし、開(kāi)放的で內(nèi)容に富み、効率性が高い文化サービスが人々の心を潤(rùn)し、「自己隔離」の日々をより味わい深く充実したものとし、より豊かな精神世界をもたらしてくれる。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年2月7日