今月7日0時(shí)から24時(shí)にかけて、黒竜江省の新型コロナウイルス感染の新規(guī)輸入癥例は25人にのぼり、いずれもロシアからの輸入病例だった。3月21日から4月7日24時(shí)の間に、同省綏芬河市とロシア連邦沿海地方ブグラニキライの間に位置する陸路出入國(guó)検査場(chǎng)?綏芬河口岸から中國(guó)に入國(guó)した人の數(shù)は2443人。今月7日24時(shí)の時(shí)點(diǎn)で、同省で報(bào)告された新型コロナウイルスの輸入癥例は累計(jì)87人で、現(xiàn)在、無(wú)癥狀の輸入癥例は144人に上っている。

新型コロナウイルス感染が世界に広がり続けており、綏芬河口岸の水際対策もより重要度を増すようになっている。新型コロナウイルスの輸入癥例患者治療のために、綏芬河市は今月6日に、臨時(shí)醫(yī)療施設(shè)の設(shè)置に取り掛かり、11日に完成して患者の受け入れを始める計(jì)畫だ。

綏芬河市は、13階建てのオフィスビルを改造して臨時(shí)醫(yī)療施設(shè)にしている。3階から11階が患者収容スペースとなっており、病床約600床を設(shè)置できるとみられている。

臨時(shí)醫(yī)療施設(shè)の1階と2階はグリーンゾーン、3階から上はレッドゾーンとなる。醫(yī)療従事者は1階と2階で日常業(yè)務(wù)を行い、3階から上では患者の治療を行う。その他、1階には2つのバッファゾーンが設(shè)置され、1つは醫(yī)療従事者の日常の出入り、もう1つは患者専用の出入りに使用され、完全に封鎖された形での管理が行われる。

患者の治療とリハビリを考慮し、集中暖房提供企業(yè)と交渉した上で、臨時(shí)醫(yī)療施設(shè)への集中暖房提供は半月から1ヶ月延長(zhǎng)されることとなった。

綏芬河市の臨時(shí)醫(yī)療施設(shè)には牡丹江市の各醫(yī)療機(jī)関の重癥専門醫(yī)、呼吸器內(nèi)科専門醫(yī)、心臓血管內(nèi)科の専門醫(yī)などの醫(yī)療従事者約400人が派遣される計(jì)畫だ。一部の醫(yī)療従事者は、湖北省の支援にも參加するなど、豊かな臨床経験を有している。醫(yī)療従事者は間もなく、何度かに分けて臨時(shí)醫(yī)療施設(shè)での業(yè)務(wù)に就くことになる。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年4月9日