男性には喫煙者が多い。喫煙は他人の健康に悪影響を及ぼすほか、男性自身にもより深刻な危害をもたらす。肺がん、慢性閉塞性肺疾患、心臓病、糖尿病、脳卒中などと喫煙の間には重要な関係がある。新型コロナウイルスに感染した場(chǎng)合、喫煙により癥狀が悪化し、重癥化するリスクを強(qiáng)める可能性がある。世界保健機(jī)関(WHO)のテドロス事務(wù)局長はこのほど、禁煙?禁酒で新型コロナウイルスに対処すべきと述べた。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。
「國內(nèi)外の最新の研究によると、今回の新型肺炎の患者のうち、喫煙する男性患者の重癥の割合が、非喫煙男性患者を明らかに上回っている」。有名な禁煙専門家で、新探健康発展研究センター元センター長の王克安氏によると、鐘南山院士のチームによる科學(xué)研究論文「2019年中國新型コロナウイルス感染の臨床上の特徴」は、感染者1099人の臨床上の特徴を振り返り、分析を行った。うち喫煙患者137人のうち重癥者は29人で、重癥の割合は21.2%。非喫煙患者927人のうち重癥者は134人で、重癥の割合は14.5%。研究データを見ると、喫煙者の方が重癥の割合が高いことが分かる。また米國の學(xué)者は3月11日付の國際的な醫(yī)學(xué)誌「Lancet Respiratory Medicine」に掲載した「新型肺炎患者の性別の差と喫煙の傾向」の中で、新型コロナウイルス肺炎感染者のうち男性の割合が高く、そして男性の喫煙者が深刻な肺炎になりやすく、死亡率も高いとした。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年4月15日