ロシア時間今月11日午後4時、中國政府が派遣した新型コロナウイルスの醫(yī)療専門家チームが、モスクワのヴヌーコヴォ國際空港に到著した。機內には醫(yī)療物資が大量に積み込まれており、すし詰め狀態(tài)で座る醫(yī)療従事者を捉えた畫像がネットユーザーの間で話題になっている。

中國の醫(yī)療専門家チームが搭乗したのはロシアの軍用輸送機で、ロシアに寄贈される使い捨てのサージカルマスク、使い捨ての醫(yī)療用マスク、N95マスク、醫(yī)療用防護服などの醫(yī)療物資も積み込まれていた。

畫像を見ると、機內には醫(yī)療物資が山積みにされており、醫(yī)療専門家は壁側に設置された幅50センチほどの鉄製の椅子にクッションを敷いて座っている。そして、椅子と物資の間も50センチほどしか殘っておらず、體を斜めにして座っている人を除けなければ移動することはできない狀態(tài)だ。

ロシア人のクルーらが申し訳なさそうな目をする中、中國の醫(yī)療専門家チームのメンバーは「座る時間があるのだから、中國で新型コロナウイルス感染狀況が一番深刻だった時よりましだ。ロシアが困難を乗り切れるよう応援しに來た！」と笑顔で語った。

ネットユーザーからは、醫(yī)療専門家チームにエールを送るコメントが次々と寄せられている。

ウイルスに國境はない。感染拡大防止のため、互いに助け合おう。醫(yī)療従事者の皆さん、どうか體に気をつけ、無事に帰ってきてください?。ň幖疜N）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年4月13日