「マオタイのおじさん」は好敵手を求める
「中國のおばさん」だけではない。「マオタイのおじさん」も負(fù)けるわけにはいかない。年初以來、感染癥の影響で、複數(shù)の資産が相次いで値下がりし、株式市場は多くの銘柄が下落したが、貴州マオタイの価格は短期的な変動の後、一気に上昇して過去最高に迫った。4月17日の終値は1226元(1元は約15.2円)だった。
現(xiàn)物市場で、人々は名酒を消費しようとするだけでなく、名酒の投資価値にますます注目するようになった。こうして名酒を熱心にコレクションする「おじさん」たちが、ついにマオタイ酒コレクションによって「中國のおばさん」と同じ土俵で戦う資格を得た。本當(dāng)の酒好きだけでなく、遊休資本も相次ぎ參入して、名酒投資の産業(yè)チェーンが形成され、名酒のコレクション商品や名酒の信託商品も人気を集める。
17日の終値を受けて、貴州マオタイの時価総額は再び過去最高を更新し、1兆5400億元に達(dá)して、コカコーラを抜き、食品業(yè)界の世界一になった。
投資家は、「10年前に10萬元出して當(dāng)時1株75元の貴州マオタイ株を買っていれば、今なら純収益が約190萬6千元になり、このうち株価が149萬6千元増加し、現(xiàn)金配當(dāng)が9回で累計6萬元(稅引き後)、特別配當(dāng)株が35萬元だ」とそろばんをはじいた上で、「マオタイおじさんに何か言葉を贈るとしたら、『ライバルがいなくてどんなに寂しいか』になるだろう」と述べた。
北京の酒類取引業(yè)者は、「マオタイ酒は以前は800元まで値下がりしても誰も欲しがらず、2014年にアルコール産業(yè)が低迷した後も、価格は850-900元を維持していた。その後は上昇を続け、今は2300元が一般的な相場だ」と話した。