28日早朝、中國初の商用リニアモーターカー2.0版が、長沙リニア快速線を時(shí)速160キロメートルで走行し、最高設(shè)計(jì)時(shí)速検証テストを無事クリアした。これは、中國が自主開発したリニア技術(shù)が、難関だったスピード関連重要課題を見事にクリアしたことを意味している。新華社が伝えた。

今回の時(shí)速検証テストは、中車株洲電力機(jī)車有限公司や湖南省リニア技術(shù)研究センター、國防科技大學(xué)など複數(shù)の機(jī)関が、10ヶ月の歳月をかけて共同で進(jìn)めてきた。

中國初の自主開発商用リニアプロジェクト「時(shí)速100キロのリニアモーターカー1.0版」は、2016年5月、長沙リニア快速線で商用運(yùn)行を開始した。既存の研究開発成果と営業(yè)経験にもとづき、中車株洲電力機(jī)車有限公司が率いる形で約20社と協(xié)力し、2018年6月に商用リニアモーターカー2.0版の開発に成功した。1.0版と比べ、2.0版では、磁気浮上力が6トン、牽引効率が30％、スピードが60％、それぞれ向上している。

中車株洲電力機(jī)車有限公司リニア研究所の佟來生?所長は、「リニアモーターカー2.0版は、商用運(yùn)行基準(zhǔn)にもとづき製造され、商用運(yùn)行ラインで検証テストが行われ、最高時(shí)速はすでに設(shè)計(jì)レベルをクリアし、車両運(yùn)行における各指標(biāo)もいずれも基準(zhǔn)に達(dá)している。これは、中國の中速リニア交通システムが、すでに実用化のための條件を備えたことを意味している」と述べた。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年4月29日