日本の國(guó)立感染癥研究所は27日、3月以降に日本國(guó)內(nèi)で広がっている新型コロナウイルスは、歐米を経由して日本にもたらされた可能性が高いという研究結(jié)果を公表した。同研究所は、PCR検査で陽(yáng)性と判定された日本國(guó)內(nèi)の約560人の検體から、ウイルスのゲノム（全遺伝子情報(bào)）を解読した。また同研究所は、世界各國(guó)から患者約4500人のウイルス情報(bào)も取得し、そのうえでウイルスの遺伝子特徴を分析した。人民網(wǎng)が日本「朝日新聞」、ジャパン?ニュース?ネットワーク（JNN）の報(bào)道をまとめて伝えた。

日本の國(guó)立感染癥研究所は、現(xiàn)在日本國(guó)內(nèi)で中國(guó)武漢の新型コロナウイルスは消失したと分析（グラフ出所／JNN）。

同研究所は世界各地で感染が広がっている新型コロナウイルスの遺伝子を調(diào)査し、現(xiàn)在急速に広がっているのはどのウイルスなのかを発見(jiàn)することを試みた。その分析結(jié)果によると、現(xiàn)在日本國(guó)內(nèi)で確認(rèn)されるようになったウイルスは、武漢市で確認(rèn)されたウイルスよりも、歐州各國(guó)で感染を広げたウイルスの遺伝子に特徴が近く、3月以降、歐州など海外からの旅行者や帰國(guó)者を通じて日本の各地にもたらされ、數(shù)週間で日本全國(guó)に広がった可能性があるとみている。

新型コロナウイルスの全遺伝情報(bào)の関係を示した図（グラフ出所／日本?國(guó)立感染癥研究所）。

上記の結(jié)果が公表されると、日本國(guó)民から広く注目された。ネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。

また別の日本メディアの報(bào)道によると、日本の國(guó)立感染癥研究所は、日本國(guó)內(nèi)外の新型コロナウイルス肺炎に罹患した患者の検體を収集し、その新型コロナウイルス染色體情報(bào)を解読した結(jié)果、1年間で25.9ヶ所に塩基変異が生じると推定されると発表。単純計(jì)算で、平均14日に1度のペースで変異していることになるとした。また歐米の醫(yī)學(xué)者らは、彼らが運(yùn)営する新型コロナウイルスのゲノムに関する専門(mén)サイト「ネクストストレイン」に登録された3650人分のサンプルデータを分析し、新型コロナウイルス変異のスピードは平均15日に1度とした。同報(bào)道は、「ニューヨークなど米國(guó)東海岸やイタリア、スペイン、フランス、英國(guó)など歐米で流行している新型コロナウイルスはより深刻な被害を出している」と指摘している。（編集AK）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年4月29日