デジタル新インフラ整備がよりどころとなって、広東、香港、マカオ3地區(qū)の経済発展の新たな発展の余地が絶えず広がりをみせている。世界5位の港としての広州港は、粵港澳大灣區(qū)初の全自動化ふ頭となる南沙港區(qū)の第4期工事を進めており、5Gスマート港灣応用システムの構(gòu)築稼働を推進し、5Gスマート港灣の建設を目指している。

スマートふ頭は世界の次世代モノのインターネット（IoT）センター、5G、ビッグデータ、クラウドコンピューティングなどの先進技術を採用し、これらに軸足を置いて世界初の「シングル桁オーバーヘッド橋自動クレーン、北斗衛(wèi)星測位システムに基づく自動運転スマートトラック、堆積場水平ふ頭の配置」による港灣エリア作業(yè)自動化モデルを構(gòu)築する予定だ。

広州港股フン有限公司（フンはにんべんに分）の陳宏偉副社長は、「プロジェクトが完成すれば、南沙港區(qū)の年間コンテナ処理能力は220萬TEU（20フィートコンテナ換算）を超える見込みで、単一の港灣エリアとして世界のトップクラスに躍り出て、汎珠江デルタ経済圏の後背地が『一帯一路』（the Belt and Road）建設に全面的に深く參加するうえで海へと続く一大ルートになる」と述べた。

新インフラ整備が加速することは、広東、香港、マカオの人々のために大灣區(qū)の質(zhì)の高い生活圏とつながるプラットフォームの架け橋を構(gòu)築することでもある。

橫琴新區(qū)の地域の枠を超えた多元的なビッグデータクラウドプラットフォームの開発、珠海大橫琴科技発展有限公司と阿里雲(yún)（アリクラウド）が共同発表した越境サービスイノベーションプラットフォームアプリケーション「琴澳通」をベースにして、橫琴新區(qū)とマカオ特別行政區(qū)政府、企業(yè)及びサービス事業(yè)者をつなぎ、出入境や居住、移動交通などさまざまな分野のサービスを提供し、マカオの住民が橫琴新區(qū)でより便利に働いたり暮らしたりできるようにすることが可能になる。