雲(yún)南省麗江市の北西にあり、金沙江から約3キロ離れた玉竜県大具郷為都村で最近、為都中學スタジアムの改築中に春秋戦國時代(紀元前770年~紀元前221年)の古墓群が見つかった。この墓群の墓穴には多層葬の特徴があり、最も奇妙な點となっている。12號穴を例にすると上下の4層に分かれており、墓穴の中の頭骨の數(shù)は19個にものぼる。しかも2000年以上の時が流れているにも関わらず、これらの亡がらは保存狀態(tài)が良好だ。科技日報が伝えた。
この墓群の亡がらもしくは頭骨の保存狀態(tài)が良好なのは、現(xiàn)地の砂質(zhì)土と土壌の低い酸性によるものだ。數(shù)千年の時を経ても腐らないがい骨は、當時の人々の多くの古代DNA情報を留めており、専門家による解析が待たれる。
雲(yún)南省文物考古研究所の閔鋭研究員は「土壌の酸性が高ければ數(shù)十年で體の骨格が腐食され消えてしまい、陶器の入れ物だけが殘される。おそらく現(xiàn)地の土壌の酸性が低いため、亡がらの保存狀態(tài)がこれほど良好なのだろう。これらの亡がらの研究はまだ全面的に展開されていない。人體骨格研究や古代DNAの専門家を後続作業(yè)に招く」と述べた。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年8月19日