江西省萍郷市上栗工業(yè)団地の建設現(xiàn)場で15日、作業(yè)員が掘削機で道路工事をした際に、恐竜の卵の化石を10點以上掘り出した。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
中國科學院古脊椎動物?古人類研究所の王強博士は17日、取材に対し「初期段階の鑑定によると、これらは今から約9000萬年前の白亜紀後期における早期恐竜の卵の化石だ」と述べた。
公開された資料によると、江西省萍郷市は中國華南地域の非常に重要な恐竜の卵の化石産地の一つだ。2002年から2014年にかけて、萍郷地區(qū)の白亜紀のレッドベッド地層から、200點近くの恐竜の卵が見つかっている。
王氏は、「今回の発見は江西省萍郷市、さらには江西地域全體の白亜紀後期の古代地理や古代環(huán)境への更なる理解にとって重要な意義がある。保存狀態(tài)が比較的良好な巣は、恐竜の産卵に関する一部の習性を反映する。これは恐竜の卵の地層における分布狀況に、貴重な一次資料と詳細な古生物學的証拠を提供する」との見方を示した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年9月18日