陝西省西安市に住む張?zhí)靷イ丹螅?3)は竹ひご約900本を使い、動(dòng)く「兵馬俑の戦車」凧を作り上げた。風(fēng)を受けると戦車をひく馬4頭と、手綱を引く兵士が生き生きと動(dòng)きだす。中央テレビニュースが報(bào)じた。
秦の始皇帝の御用車の隊(duì)列を模したこの凧を製作した張さんは、陝西省無形文化遺産張氏凧の伝承人。1986年から、普通の凧と風(fēng)力タービンを組み合わせた機(jī)械仕掛けの「動(dòng)く凧」を製作している。今回製作した「兵馬俑戦車」もそんな「動(dòng)く凧」の一つだ。
「『兵馬俑一號(hào)戦車』は2014年から作り始め、2019年には全てのパーツが完成した。そして今年、全ての組み立てが終わった」と張さん?!附Y(jié)合ポイントが約3000ヶ所もあり、竹ひご920本で作った戦車の重さは500グラムに抑えられている」としている。
張さんによると、「兵馬俑戦車凧を空に飛ばすためには、後ろの秦俑の軍陣による牽引の力が必要。その軍陣は、48列、秦俑192體(枚)からなる」のだという。
張さんは、古くから受け継がれてきた技術(shù)を駆使して、伝統(tǒng)的な凧を立體的で動(dòng)く凧へと進(jìn)化させた。そして、新しいアイデアを考え続けており、その技術(shù)を次の世代へ伝えたいと願(yuàn)っている。
「今の唯一の願(yuàn)いは、一人でも多くの人に動(dòng)く凧を好きになってもらうこと。僕自身も大好きなので、これからも作り続けていく」と張さん。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年12月10日