陝西省咸陽市のある倉庫內(nèi)で、メカのデザイナーである尹大江氏と辛啓東氏がパソコンを見ながら、新作のデザインプランを調(diào)整していた。彼らの背後には、2人で作った「斉天大聖」「牛魔王」「俠客」などの中國の要素をあしらったメカが置かれていた。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

今年40歳の尹氏は取材に、「幼い頃から『西遊記』や『トランスフォーマー』などの名作アニメを見ていた。成長してもメカや模型などへの興味が衰えず、自分で楽しむためによくメカの道具を作っていた。數(shù)年前に同じくメカをこよなく愛する20代の辛氏と知り合った。たちまち意気投合し、『中國風(fēng)』のメカ模型を製作するアトリエを設(shè)立することを決定した」と語る。

同チームが作るメカは金屬の質(zhì)感があるが、実際には専門的な高密度環(huán)境保護(hù)道具及びその他の材料で作られている。そのため高さ約2メートルのメカでも、重さは20キログラムほどに抑えられる。

現(xiàn)場ではチームの協(xié)力により、尹氏がまずメカの足を裝著し、それから胸當(dāng)てをつけ、最後にカブトをかぶった。十?dāng)?shù)分後、威風(fēng)堂々たる「孫悟空」が人々の目の前に姿を現(xiàn)した。このようなメカは一體につきデザインから製作までかかる時(shí)間は數(shù)十日で、コストは1萬元（1元は約15.8円）から數(shù)萬元だという。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年12月21日