中國外交部(外務(wù)?。─?日の定例記者會見で、汪文斌報道官がWHO専門家を招いた新型コロナウイルス起源解明に関する質(zhì)問に答えた。
【記者】ブリンケン米國務(wù)長官は、現(xiàn)在武漢にいる世界保健機(jī)関(WHO)の専門家チームが中國側(cè)の手配を「透明性を欠く」と考えていることに言及した。中國側(cè)としてコメントは。
【汪報道官】感染拡大が始まって以來、中國は常に開放性と透明性ある姿勢で、ウイルスの世界的な起源解明についてWHOと緊密な意思疎通や協(xié)力を継続してきた。
WHOの専門家はすでに3回來中し、関係する議題について中國側(cè)と意思疎通や意見交換を行った。今回のWHO専門家の來中は世界的な起源解明をめぐる科學(xué)的研究協(xié)力の一部であり、中國政府は大いに支持し、助力している。中國側(cè)専門家はWHO側(cè)と數(shù)多くの情報や研究成果を共有し、関心を共有する科學(xué)的問題について突っ込んだ意見交換を重ねた。WHO及び國際的専門家はこれを前向きに評価している。
ウイルスの起源解明は複雑な科學(xué)的問題であり、各國?各地に関係するということを指摘しておく必要がある。少なからぬ手がかり、報道、研究は、2019年後半には世界各地で感染が始まっていたことを示している。一つ例を挙げよう。米疾病予防管理センター(CDC)の研究報告によると、2019年12月に採取された米國人の獻(xiàn)血サンプルに新型コロナウイルスの抗體反応があった。これは、當(dāng)時すでに新型コロナウイルスが米國で出現(xiàn)していた可能性を意味しており、新型コロナ感染が初めて確認(rèn)された時期として米國が公式に報告している2020年1月21日よりも早い。
米側(cè)も中國側(cè)と同じように、起源解明の問題に積極的、科學(xué)的、協(xié)力的な姿勢で臨むとともに、透明性を保って、WHOの専門家を米國での起源解明研究に招き、新型コロナ感染癥との闘いにおける國際的な協(xié)力と科學(xué)的な起源解明に積極的に貢獻(xiàn)することを望む。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年2月3日