中國西南エリアの最大の鉄道ターミナルである重慶西駅は17日、春節(jié)(舊正月、今年は2月12日)のUターンラッシュのピークを迎えた。しかし、貴州省貴陽市で働いている董麗さんは、列車を待ちながら、「高速列車なら、重慶から貴陽まで2時間半。今年の春節(jié)のUターンは、普段の週末と同じような感じだ」と話した。中國新聞社が報じた。
四川省成都市で働く王建さんも、「17日午後10時に、重慶沙坪■駅(■は土へんに覇)を出発して、11時に成都東駅について、12時前には家に帰って寢ることができる」と、都市間の通勤が非常にスムーズになっていると語った。
董さんや王さんのように都市を跨った帰省や通勤が「日?!工趣胜盲皮い毪长趣?、成都と重慶、貴陽の「3時間交通圈」、重慶と貴陽の「2時間交通圈」、成都と重慶の「1時間通勤圈」が形成されていることの一つの縮図と言えるだろう。
重慶駅の統(tǒng)計によると、1月28日から2月11日までの15日間、重慶から出発した成渝旅客専用線と渝萬都市間鉄道の乗客數(shù)は計29萬人以上だった。
重慶市交通局の関係責任者によると、重慶と周辺の省都が高速鉄道で結ばれ、「通勤」できるようになったのは、重慶が成都、蘭州、西安、襄陽、武漢、長沙、貴陽、昆明の8都市と「米」の字で繋がる高速鉄道網(wǎng)の構築が加速したことで受けている恩恵と言える。そして、「重慶は、10年以內をめどに、『米』の字型の高速鉄道網(wǎng)を完成させ、周辺の省都と高速鉄道で1‐3時間で結び、北京?天津?河北省の都市群、長江デルタの都市群、珠江デルタの都市群と6時間で結ぶ交通圈を形作る計畫だ」としている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年2月18日