昨年の初めに湖北省武漢市を離れ、母國に戻ったことを後悔している英國人男性がいる。英國放送協(xié)會(BBC)が伝えた。
英チェシャ―州出身のマットさんは、昨年初めに妻や母親とともに武漢を後にした。當時、英國政府は、「英國に帰國すれば安全だ」と彼らに帰國を勧めていた。しかしマットさんは今、「あの時、帰國便に乗らないほうがよかった」、「當時、英國政府は我々に真実を告げなかった」と話している。帰國後、2週間の隔離措置を受けたマットさんだが、今もなおネット上でのバッシングに遭っているという。マットさんが帰國したのは、英國で最初の感染が確認された2日後だった。しかし、一部の英國人は、彼らが乗った帰國便がウイルスを英國に持ち込んだと中傷した。
マットさんは、「武漢では、住民が數(shù)ヶ月にわたる自宅での自粛生活を強いられたが、いまは感染拡大が収束し、日常生活が戻っている」と話す。一方英國では、新型コロナウイルス感染者は累計370萬人、死者は累計10萬人を上回り、直近の一週間では、1日あたりの新規(guī)感染者數(shù)が2萬人を上回っている。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年2月2日