全國政治協(xié)商會議委員で、國家衛(wèi)星気象センター衛(wèi)星気象研究所所長を務(wù)める國家大気環(huán)境モニタリング衛(wèi)星プロジェクト応用システムサブチーフエンジニアの張興贏氏は取材に、「國家宇宙インフラのうち、世界初のアクティブレーザーレーダーを搭載しCO2の探査を行う大気環(huán)境モニタリング衛(wèi)星が今年7月、上海市で製造が完了し発射準(zhǔn)備に入る。大気中のCO2の24時(shí)間?高精度のモニタリングを?qū)g現(xiàn)する」と述べた。科技日報(bào)が伝えた。
張氏によると、この大気環(huán)境モニタリング衛(wèi)星の最大の特徴は、アクティブレーザーレーダーの搭載だ。懐中電燈のように、宇宙から地球に向けレーザーを発射する。後方散亂受信と吸収比較探査體制を採用し、世界の大気中のCO2、雲(yún)、エアロゾルの垂直分布情報(bào)を取得できる。
受動的なリモートセンシングの場合、太陽光が大気圏を通過し地上に到達(dá)し反射した信號を衛(wèi)星の機(jī)器でキャッチし、その信號の変化により大気圏のCO2の濃度を計(jì)算する。能動的なアクティブレーザーレーダーの場合は、それよりも多くの効果的な観測データを取得でき、雲(yún)やエアロゾルの影響を受けにくい。レーザーは照射面が小さく、空間分解能が高い。日中と夜間の影響を受けず、夜間でも観測できる。しかし衛(wèi)星搭載型レーダーの高精度製造とデータの高精度処理の技術(shù)が大きなチャレンジとなる。
張氏は「同衛(wèi)星は太陽同期軌道衛(wèi)星で、1日で地球を14周し、世界の大気中のCO2、雲(yún)、エアロゾルの観測データを取得できる。大気環(huán)境モニタリング、防災(zāi)?減災(zāi)、気候変動対応などに使用できる。中國のみならず世界に恩恵をもたらし、我々共同の地球を守るため科學(xué)技術(shù)のサポートを提供する」と述べた。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年3月3日