東京五輪女子バレーボール1次リーグ初戦でトルコに敗れた中國は27日午前、第2戦で米國と対戦し、キャプテンの朱婷選手が怪我を押して出場して、チーム最多の18得點を上げたものの、0対3のストレート負(fù)けを喫した。これで中國は2連敗となった。

初戦でも中國はトルコに0対3でストレート負(fù)けした。

初戦を落とした後、中國の郎平監(jiān)督は「受け身になっている」、「動転した」と試合を振り返った。中國の女子バレーボール代表チームのメンバーでさえ全く予想していなかった結(jié)果だったのだ。

試合後、郎平監(jiān)督は、「朱婷の怪我は深刻で、腕が上がらない」と説明し、今後の試合については、「できることをしてカバーする」としていた。

FIVB女子バレーボールネーションズリーグで優(yōu)勝した米國は世界ランキング1位で、東京五輪の1次リーグでも、アルゼンチンと対戦して3対0のストレート勝ちで初戦を飾っている。

27日の第2戦でも、米國は中國に3対0でストレート勝ちした。これで中國は0勝2敗となってしまい、2016年のリオデジャネイロ五輪で優(yōu)勝した中國はこれで崖っぷちに立たされたことになる。

近年の國際大會で、中國と米國は勝ったり負(fù)けたりの競り合いを続けており、2019年ワールドカップバレーボールでは、しっかり準(zhǔn)備をしていた中國が3対0でストレート勝ちした。

先ごろ開催されたFIVB女子バレーボールネーションズリーグでも、後半に主力選手を投じた中國が、3対0でストレート勝ちし、米國の連勝を14で止めた。

ただ、これまでの戦績は參考に過ぎず、今回の五輪は過去5年間の集大成となり、両者共に、勝利を手にするためにすべての力を注ぎこんでいる。

中國はなかなか調(diào)子が上がらないことが課題となっており、トルコと米國に2連敗して、「死の組」であるグループB突破にはすでに「黃色信號」がともっている。

中國は今後、イタリア、ロシア、アルゼンチンと対戦するが、1次リーグを突破するためには、1つも落とすことができない。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年7月28日