「同居」して2日目、內(nèi)裝職人の1人が妻と電話をしていた。それを聞いた黃さんは初めてその內(nèi)裝職人には雙子の子供がいて、黃さんの子供が生まれた3日後に生まれたことを知った?!赋啶沥悚蟆工趣い餐à卧掝}が見つかり、世話をする経験などを話しているうちに、黃さんは2人が遂寧市出身のいとこどうしで、苗字は羅であることを知った。
ホラー映畫も3人の仲を一気に縮めたという。
黃さんは、「ホラー映畫で怖いシーンを見た時には、素の部分が出るものだ。誰かがあるシーンを見てあまりに怖がっている時には、殘りの2人が『そこまで怖くないだろう』と笑いながら突っ込む。そんなやり取りをしているうちに、だんだん打ち解けていった」と話す。
想定外の「お仕事」 近所の人が臨時アルバイト頼む
「コロナで団地が封鎖されている今、夏の天気よりも熱いのは人の心だ」と話す黃さんは、「団地の住人は微信のグループを通して僕たち3人のことを知り、毎日食事の時間になると、グループ內(nèi)の人が『內(nèi)裝職人の2人はご飯食べた?』と聞いてくれる。また、団地が封鎖されて2人が內(nèi)裝の仕事ができないことを心配して、鏡や絵、浄水器を取り付けてほしいとか、給湯器を修理してほしいなどと連絡(luò)してきて、仕事をくれる住人もいる。ただ、みんなお金を渡したいと思っているものの、2人は受け取らない。だから、家にあるお菓子やアイスクリーム、ビールなどをもらって帰って來る」と説明する。
10日以上一緒に暮らし、3人はすっかり仲の良い友達になっている。その仲の良さは、職人2人が寢る時間が夜9時から12時過ぎに変わったことからもよく分かる。
3人は一緒にゲームをして、映畫を見て、さらに一緒に食材なども買ってきて、一緒に料理もしているという?!袱撙螭柿侠砩鲜证?、それぞれに得意料理がある」と話す黃さんは、毎回料理をスマホで撮影している。「後で振り返ると、とてもおもしろいと思う」と黃さんは語る。
想定外の「人気者」に 「ネットでこんなに注目を浴びるとは」
「以前は、みんなが団地內(nèi)で他の住人と交流することはあまりなかった。でも、新型コロナの影響で封鎖され、みんなよく行き來するようになり、近所の人との距離が縮まった。これも、成都の人々のポジティブで、団結(jié)している一面だ」と黃さん。
インターネット上で大きな話題となり、黃さんらを取材するメディアも登場。さらに、微博の検索ランキングで急上昇している様子をスクリーンショットして黃さんに送信する友人もおり、「不思議な感じ。こんなに注目を浴びるとは予想外」と黃さんは言う。
それでも、黃さんの生活パターンが変わることはなく、8日午前も朝早くに起きて、朝食を準備し、仕事をした。その後、職人2人と一緒に晝食を作った。
「しばらくすれば、封鎖は解除され、普通の日常が戻るだろう。でも、今回の特別な経験は、僕の『人生の日記』において忘れがたい1ページとなるだろう。そこには、2人の內(nèi)裝職人の名前も刻まれることになる」と黃さんは語っている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年8月10日