中國人民銀行(中央銀行)は9日に発表した「2021年第2四半期(4-6月)中國金融政策執(zhí)行報告」の中で、安定的で健全な金融政策は柔軟かつ正確、合理的かつ適切なもので、安定が先で、正常な金融政策を堅持する必要があるとの見方を打ち出すとともに、不動産は住むためのものであって、投機(jī)のためのものではないとの位置づけをしっかりと堅持し、不動産を短期的な経済活性化の手段としない方針を堅持するよう強(qiáng)調(diào)した。中國新聞社が伝えた。
同報告によれば、全體としてみると、新型コロナウイルス感染癥が発生してから、中國は正常な金融政策を?qū)g施し、今年上半期の金融政策の力の入れ具合はほぼ感染癥前の常態(tài)に戻り、世界のマクロ政策の中で先頭を走る勢いを保ったという。
同報告は、今年と來年のマクロ政策がつながりをもつよう統(tǒng)一的な計畫と著実な実施を行い、金融政策の安定性を維持し、先見性と有効性を強(qiáng)化し、実體経済を力強(qiáng)く支援するとともに、資金を「水のようにジャブジャブ注ぐ」ようなことは斷固として行わず、金融の適切な成長によって経済の質(zhì)の高い発展を支援し、中小企業(yè)と困難を抱えた業(yè)界の持続的な回復(fù)をサポートし、経済運営を合理的な範(fàn)囲で維持すると指摘した。
同報告は具體的な金融政策について次のように提起した。複數(shù)の周期にまたがった政策設(shè)計を行い、マクロ政策の自主性を強(qiáng)化し、中國國內(nèi)の経済情勢?物価情勢に基づいて政策の力の入れ具合とペースをしっかり把握し、経済発展とリスク防止との関係を著実に処理し、経済という大局の全體的な安定を維持し、経済発展の強(qiáng)靱性を増強(qiáng)する。
また同報告は、エネルギー消費量と汚染物質(zhì)排出量の多いプロジェクトへの融資規(guī)模を厳格にコントロールし、こうした「二つの多い」プロジェクトのグリーン化?モデル転換?高度化を推進(jìn)することを特に強(qiáng)調(diào)した。同時に、土地価格の安定、不動産価格の安定、予測の安定を堅持し、不動産をめぐる金融政策の連続性、一致性、安定性を維持し、不動産金融の慎重な管理制度を著実に実施し、賃貸住宅の賃料への金融面の支援を強(qiáng)化する必要があることも特に強(qiáng)調(diào)した。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年8月10日