新疆維吾爾(ウイグル)自治區(qū)で建設中の烏尉公路天山勝利トンネルで今月23日、トンネルボーリングマシン(TBM)「天山號」が最大で、最も危険な斷層帯?F6ボロコヌ-阿其克庫都克斷層帯を突破した。同トンネル建設において最大の難関を攻略したことで、工事は今後、加速しながら進むことになりそうだ。人民網が報じた。
天山山脈を貫く天山勝利トンネルの全長は約22.1キロで、現時點で世界最長の高速道路トンネルだ。
新疆ウイグル自治區(qū)交通運輸庁の関係責任者によると、天山勝利トンネルは、烏魯木斉(ウルムチ)と尉犁(ロプノール)を結ぶ高速道路プロジェクトにおける重點コントロールプロジェクトで、全長318.5キロ。全線開通後、ウルムチとロプノールが3時間で結ばれることになる。これまでは7時間かかっていたため4時間の短縮となる。天山南北の交通運輸の障壁が完全に打破されることになり、新疆「シルクロード」経済ベルトの中核エリアの建設が加速し、新疆の南北の経済?社會の発展、地域の優(yōu)位性を誇る資源の開発を促進するうえで重要な意義を備えている。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年8月25日