【はじめに】中國(guó)共産黨創(chuàng)立100周年祝賀大會(huì)で、習(xí)近平総書(shū)記は、黨と人民を代表して、「全黨、全國(guó)の各民族の人民の持続的な奮闘を経て、中華の大地で小康社會(huì)(ややゆとりのある社會(huì))を全面的に完成させるという1つ目の100年の目標(biāo)を達(dá)成し、絶対的貧困の問(wèn)題は歴史的な解決をみた。今は、社會(huì)主義現(xiàn)代化強(qiáng)國(guó)を全面的に完成させるという2つ目の100年の奮闘目標(biāo)達(dá)成に向けて、意気揚(yáng)々と邁進(jìn)している」と厳かに宣言した。
小康社會(huì)の完成度は、農(nóng)村を見(jiàn)れば分かるものだ。農(nóng)業(yè)が発展しているか、農(nóng)村が美しいか、農(nóng)民が豊かな生活を送っているかなどは、小康社會(huì)の全面的な完成の質(zhì)と社會(huì)主義現(xiàn)代化の質(zhì)を左右する要素となる。
人民網(wǎng)日本語(yǔ)版では、「農(nóng)村を訪ねて『小康』を感じよう」をテーマにしたシリーズ記事を掲載し、中國(guó)の広大な農(nóng)村で生じている生産や生活における大きな変化、そして人々がしっかりと実感している獲得感と幸福感、安心感を紹介していく。また新時(shí)代における美しい農(nóng)村ののどかな風(fēng)景や小康社會(huì)を全面的に完成させた農(nóng)村の物語(yǔ)を描き出していく。
銅鼓嶺山の麓にある海南省文昌市好聖村は、ロケット発射場(chǎng)である「文昌航天発射場(chǎng)」から直線距離にしてわずか7.2キロの場(chǎng)所に位置する。以前の好聖村は小さな漁村で11世帯68人しか住んでいなかった。しかし、インフラの整備などが実施され、今ではアクセスが便利になり、宇宙飛行事業(yè)の要素もあちらこちらで目にすることができるようになっている。そして、地元の風(fēng)習(xí)や宇宙飛行の要素を特色とする人気観光スポットとなっている。
好聖村に足を踏み入れると、きれいに舗裝された道の両脇にはいろんなタイプの宇宙関連の模型が飾られている。また、畑では宇宙から持ち帰られた野菜約20種類が栽培されている。無(wú)名だった小さな漁村が、今では海南省初の宇宙飛行テクノロジーをテーマにした村に変化したのだ。
好聖村からそれほど離れていない場(chǎng)所に海南省が構(gòu)築した宇宙飛行教育科學(xué)知識(shí)普及拠點(diǎn)「文昌航天科普センター」がある。宇宙飛行をテーマにした同センターでは、ロケット発射に関する知識(shí)をじっくり學(xué)んだり、ロケットが回収した実物を至近距離で見(jiàn)たり、宇宙の無(wú)重力狀態(tài)を體験したり、バーチャル?リアリティ映像を視聴したりすることができる。
文昌航天発射場(chǎng)の使用が2016年に始まって以來(lái)、同村を訪れる観光客は増加の一途をたどり、一部の村民は売店やレストラン、旅館などを経営するようになり、所得増加を?qū)g現(xiàn)した?,F(xiàn)在、村民の3分の1が宇宙飛行観光の産業(yè)に攜わっており、村民の年収は一人當(dāng)たり平均1萬(wàn)9100元(1元は約17.0円)と、2016年に比べて60%も増えた。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年9月17日