17日、EIC國際教育展で、留學について相談する學生と保護者(撮影?楊在揚)。
中國の留學エージェント?啓徳 (EIC) 集団が17日に発表した「2021啓徳中國學生?大學院生留學白書」によると、海外留學を志望する中國大陸部の學生の中では、大學院生が依然として主體となっている。選択する學科を見ると、商業(yè)系の修士課程の申請數(shù)が最も多い。また、理工系の申請數(shù)が占める割合も増加傾向にあり、今年、理工系を志望する學生の割合は36.2%と、商業(yè)系の32.4%を上回った。中國新聞網(wǎng)が報じた。
白書によると、修士課程の段階で留學する中國の學生の割合はここ4年間、増加の一途をたどっており、今年は8割以上が修士課程での留學だった。人気の留學先について學生の段階別割合を見ると、香港地區(qū)(94.85%)、英國(79.39%)、オーストラリア(67.64%)、シンガポール(64.97%)、フランス(61.88%)、ドイツ(61.6%)の大學院の段階の學生が占める割合がいずれも6割を超えた。
學科の選択の面では、2019年から2021年までのEICの留學クライアントサービスデータを見ると、修士課程の大學院生が選んだ學科トップ15のうち、7學科が商業(yè)系だった。米國、英國、オーストラリア、シンガポールの大學の修士課程に留學する學生を見ると、金融系の學科が最も人気だった。また、香港地區(qū)の大學の修士課程を選ぶ中國大陸部の學生のうち4分の1が「金融」系を含む6大商業(yè)系學科を選んでいた。
このように商業(yè)系の學科への留學申請が最多となっているものの、理工系の學部も猛追を見せている。白書の統(tǒng)計によると、コンピュータ科學や電子工學などの學部が、修士課程で留學する學生が選ぶ學科のトップ15に入り続けており、ここ數(shù)年、申請數(shù)が急増している。うち、「電子?コンピューター工學」は、米國や英國、オーストラリア、カナダ、ドイツ、オランダ、日本に留學する學生に最も人気の學科トップ10に入っているほか、「電子電気工學」は、米國、オーストラリア、ドイツ、シンガポールのトップ10に、ドイツでは「材料科學」(3.25%)が8位に入っている。
白書の博士課程での留學の統(tǒng)計によると、コンピュータ科學(8.58%)、生物學(6.05%)、教育學(5.45%)、物理學?天文學(5.17%)、化學(4.96%)、経済學(3.69%)、機械?エネルギー工學(3.52%)、醫(yī)學(3.48%)、通信科學?メディア研究(3.06%)、哲學(3.06%)が、中國の學生に人気の學科となっている。
中國教育部(省)が2020年12月に発表した統(tǒng)計によると、1978年の改革開放から2019年までの間に、海外に留學した中國人の數(shù)は累計で656萬600人。うち、165萬6200人が現(xiàn)時點で、海外で學習、研究を行っている。學業(yè)を修了した490萬4400人のうち、86.28%を占める423萬1700人が帰國している。
関連する報道の統(tǒng)計によると、2020年、中國人留學生が多い國トップ10は、米國(37萬2532人)、オーストラリア(16萬5809人)、英國(12萬9045人)、カナダ(9萬8565人)、日本(9萬4047人)、ドイツ(3萬9871人)、ロシア(3萬7515人)、フランス(2萬8436人)、シンガポール(1萬9950人)、オランダ(4697人)となっている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年10月18日