西蔵(チベット)自治區(qū)科學技術庁が21日に明らかにしたところによると、同庁が中國科學院青蔵高原(チベット高原)研究所などの機関と協(xié)力し共同で建設した國家チベット高原科學データセンターチベットサブセンターがこのほど、拉薩(ラサ)市で正式に稼働開始した。これはデジタルチベット建設の鍵となる一歩を踏み出したことを示している。科技日報が伝えた。
科學技術イノベーションのけん引的役割を発揮し、イノベーション型のチベットの建設を加速させることは、チベット自治區(qū)黨委員會?政府の重要な戦略的方針だ。イノベーション型のチベットの建設をめぐり、チベット自治區(qū)科學技術庁は多面的な実踐と模索を展開した。國家チベット高原科學データセンターの建設は、チベットの経済?社會の発展に寄與する重要な內(nèi)容の一つだ。
チベット自治區(qū)科學技術庁の赤來旺傑庁長によると、國家チベット高原科學データセンターチベットサブセンターは完成後、重點的にチベット高原科學データの管理、ビッグデータ技術、アナログコンピューティングなどの分野をめぐり研究を展開する。チベット高原科學データの応用価値を深く掘り起こし、第2回チベット高原科學調(diào)査などの重要な戦略的任務に寄與する。チベット高原の生態(tài)環(huán)境の保護、気候変動への対応、自然災害対策、産業(yè)最適化?高度化などに政策決定のサポートを提供し、チベットのエコ文明建設及び経済?社會の質(zhì)の高い発展を後押しする。
このサブセンターは國家センターと2771のデータ集の約30TBを同期化しており、建設作業(yè)の段階的な成果を上げている。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年12月22日