中國石油化工集団公司(中國石化)が6日に明らかにしたところによると、中國初のステーション內(nèi)水素検査実験室である中國石化西灣子水素検査実験室が同日、河北省張家口市崇禮區(qū)で正式に稼働開始した。同実験室は燃料電池水素の13件の典型的な指標(biāo)の検査が可能で、冬季五輪の水素エネルギーの品質(zhì)?安全?信頼性を保証するための力強(qiáng)い技術(shù)的支えを提供し、「グリーンな冬季五輪」をサポートする。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
中國石化の説明によると、車用の水素燃料電池は水素の品質(zhì)に対する要求が非常に高く、水素の品質(zhì)は車の性能と壽命に直接関わる。2019年7月より施行された國家基準(zhǔn)GB/T37244-2018「固體高分子形燃料電池車用燃料水素」は、水素の純度が99.97%を必要としている。また水素に含まれる一酸化炭素やホルムアルデヒドなど13種類の不純物の含有量に対して厳しい規(guī)定?制限を設(shè)けている。
中國石化西灣子水素検査実験室は21年9月にプロジェクトが立ち上げられ、同年12月に検収を終えた。敷地面積は約40平方メートルで、ガスクロマトグラフやキャビティリングダウン分光計などの専門的な検査機(jī)器が5臺備わり、ステーション內(nèi)水素充填ガンのサンプル採取から典型的な指標(biāo)の検査が終わるまでの全過程は2時間しかかからない。同実験室は現(xiàn)在すでに燃料水素に含まれる不純物の鑑別?検査能力を備えている。建設(shè)過程において、中國石化及びその傘下の石油化工科學(xué)研究院は、高純度水素の微量不純物の検査方法を開発し、國家標(biāo)準(zhǔn)の厳格な規(guī)定をカバーする13件の不純物分析方法を形成した。
中國石化河北崇禮西灣子水素充填ステーションは、中國石化の4軒の冬季五輪水素充填ステーションの一つで、冬季五輪張家口ゾーンまで15キロメートルしか離れておらず、ゾーンに入るための重要な交通ターミナルだ。同ステーションの1日當(dāng)たりの水素供給能力は1000キログラム。充填機(jī)は2機(jī)で、同時に35メガパスカルと70メガパスカルの燃料電池車の水素充填の需要を満たせる。冬季五輪の期間中、同ステーションは35メガパスカル水素燃料路線バス、70メガパスカル水素燃料中型バスなどの冬季五輪用車両にサービスを提供する。同時に物流トラック、水素燃料清掃車など複數(shù)種類の水素燃料車にサービスを提供できる。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年1月11日