獨週刊誌「フォークス」の16日付の報道によると、ハイテク輸出トップ10の國?地域のうちアジア勢が7つを占めている。車両、機(jī)器、化學(xué)工業(yè)製品などの分野では、ドイツ製品の2021年の世界における売上高は1兆4000億ユーロ(1ユーロは約131.6円)近くだった。しかし半導(dǎo)體、通信技術(shù)、もしくは特殊化學(xué)品などよりハイテクの分野の場合、ドイツ製品が世界に占めるシェアは低かった。それに対し、中國はハイテク輸出で2位を大きく引き離していた。環(huán)球時報が伝えた。
ドイツ貿(mào)易?投資振興機(jī)関の最新データによると、ハイテク輸出の世界に占めるシェアは、1990年に米國(23.3%)、日本(17.5%)、ドイツ(10.8%)が世界をリードしていた。當(dāng)時の中國のハイテク輸出が世界に占めるシェアはわずか0.6%だった。しかし20年には米國のシェアが7.1%に低下し2位になり、ドイツは5.6%で4位、日本は3.2%で6位となった。中國は25.8%で、ハイテク輸出の世界一となった。
注意すべきは、アジアのエコノミーが最も重要なハイテクサプライヤーのトップ10のうち7つを占めていることだ。EUでトップ10に入っているのはフランスとドイツのみ。臺灣地區(qū)は20年にドイツを抜き世界3位となったが、主に半導(dǎo)體の輸出によるものだ。マレーシアも追い上げ9位にランクイン。韓國は5位。アジア太平洋地域の製品は20年に、世界のハイテク輸出の3分の2近くを占めた。
しかし専門家は、「アジア地域が上位にランクインしているのは、歐米諸國がアジアで工場を設(shè)置していることと関係している。中國では外資系企業(yè)が中國のハイテク輸出のかなりの部分を占めている。それにもかかわらず中國現(xiàn)地企業(yè)の輸出がすでに主流となっており、歐州が重視すべきだ」と指摘した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年3月18日