4月19日午前、1頭のマッコウクジラが浙江省寧波市象山付近の砂浜に打ち上げられているのが見(jiàn)つかった。地元の漁政や消防などの関連當(dāng)局の職員が直ちに現(xiàn)場(chǎng)に駆け付けて救助活動(dòng)を展開(kāi)した。約20時(shí)間に及ぶ救助活動(dòng)の末、20日早朝5時(shí)20分ごろ、漁政船に誘導(dǎo)と護(hù)衛(wèi)をされながら、マッコウクジラは目的海域に無(wú)事到著。漁政船はロープを切り離し、マッコウクジラは大海へと泳いでいった。
地元の作業(yè)員の測(cè)定によると、マッコウクジラの體長(zhǎng)は約20メートル、體重約70トン。早朝に干潮になり砂浜に打ち上げられていた。マッコウクジラは體表面の水分が不足し、肌の一部が剝がれ落ちるなど、大きな傷を負(fù)い、呼吸も荒くなっていた。特に尾部に深刻な傷を負(fù)っていた。そのため、救助作業(yè)員は、クジラが打ち上げられていた場(chǎng)所まで近寄り、體中に水をかけて、體溫が下がるようにしたほか、體に付いていた泥を洗い流し、少しでも楽になるように処置した。
マッコウクジラが打ち上げられた原因は現(xiàn)時(shí)點(diǎn)でははっきりしていない。専門家は、位置を把握するエコーロケーションという能力が、正常に機(jī)能しなくなり、淺瀬に迷い込み、打ち上げられたのではないかとみている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年4月20日