「世界本の日(世界図書?著作権デー)」だった今月23日に、中國新聞出版研究院が発表した第19回全國國民読書調(diào)査の結(jié)果によると、2021年、中國の成人の書籍や新聞、雑誌、電子書籍などを含めた各種メディアの総合読書率は81.6%と、2020年の81.3%と比べて0.3ポイント上昇した。中國青年報(bào)が報(bào)じた。
2021年、中國の成人の書籍の読書率は59.7%と、2020年と比べて0.2ポイント上昇した。デジタル化された読書スタイル(インターネット、スマートフォン、電子書籍リーダー、タブレットPCなどによる読書)の接觸率は79.6%と、2020年に比べて0.2ポイント上昇した。
中國の都市部と農(nóng)村部の成人の書籍の読書率を見ると、都市部の住民が68.5%と、2020年の68.3%を上回り、農(nóng)村部の住民も50.0%と、2020年の49.9%を上回っていた。
デジタル化された読書をする人を年齢層別で見ると、その主體は中青年のグループで、増加の一途をたどっていた。中國でデジタル化された読書をしている成人のうち、18—59歳のグループが92.8%を占め、60歳以上のグループは7.2%となっている。
中國の成人が読んでいる各種出版物の種類を見ると、紙媒體の書籍が一人當(dāng)たり平均4.76冊と、2020年の4.70冊を上回った。電子書籍も一人當(dāng)たり平均3.30冊と、2020年の3.29冊を上回った。
成人の読書スタイルの傾向を見ると、45.6%が「紙媒體」の書籍を読む傾向にあり、2020年と比べて2.2ポイント上昇した。また、 30.5%が「スマートフォン」、 8.4%が「電子書籍リーダー」、6.6%が「オンライン」で読書をする傾向にあったほか、7.4%が「オーディオブック」を聞く傾向に、さらに 1.5%が「書籍紹介動(dòng)畫」を見る傾向にあった。
成人の自身が読んでいる本の量に関する評価を見ると、3.1%が「とても多い」、 10.4%が「比較的多い」と答えたのに対して、51.0%が「普通」、35.5%が「とても少ない」、または「比較的少ない」と答えた。
今回の調(diào)査は、オンライン調(diào)査と電話調(diào)査を採用して162都市で実施。4萬2456人から有効回答を得た。うち成人が74.5%、18歳以下の未成年者が25.5%だった。都市部と農(nóng)村部の比率は3.3:1だった。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年4月24日