中國國家統(tǒng)計局が2021年の人口統(tǒng)計を発表したのに続いて、広東省や河南省を含む15省も2021年人口統(tǒng)計を発表した。
15省のうち、広東省と湖北省は人口が最も多い都市トップ3に入っている。また、12省が2021年の出生人口統(tǒng)計を発表し、広東省は唯一100萬人の大臺を超えた省となった。そして、人口が1億人を超える河南省の出生人口は1978年以降で初めて80萬人を下回った。
表:15省の2021年人口統(tǒng)計(人口単位:萬人。第一財経の記者が各地が公開している統(tǒng)計をまとめたデータ)
一部の省の人口が増えている原因は?
當稿執(zhí)筆時點で、統(tǒng)計を発表している15省のうち、9省の常住人口が増加したのに対して、6省は減少していた。うち、浙江省は72萬人増、広東省は60萬人増、湖北省は54萬7000人増と、増加幅が50萬人の大臺を突破した。
人口増加には自然増加と社會増加(流入數(shù)ー流出數(shù))の側(cè)面がある。浙江省の自然増加數(shù)は6萬5000人だった。それに基づいて計算すると、同省の社會増加數(shù)は(省外から流入してきた常住人口數(shù))は65萬5000人だった。
中國中部の湖北省の常住人口増加幅は3位で54萬7000人だった。自然増加を見ると、2021年、同省の出生人口は40萬4000人で、出生率は人口1千人當たり6.98人、自然増加率は人口1千人當たり-0.88人だった。このように湖北省の常住人口の自然増加率はここ數(shù)十年で初めてマイナスへと転じた。
またこれに基づいて計算すると、2021年、湖北省の社會増加數(shù)は65萬5000人だった。2011年以降の湖北省の常住人口の推移を見ると、2011‐19年は増加の一途をたどっていたのに対して、2020年は前年比で151萬7000人減少した。そして、2021年には再び54萬7000人増となったことは注目に値する。
専門家は、そのような推移は、新型コロナウイルス感染癥拡大と密接な関係があると見ている。2020年は、新型コロナウイルス感染癥拡大が発生して、一部の人々は省外にいたため、統(tǒng)計に數(shù)えられることはなかった。しかし、2021年に経済?社會が全面的に回復し、それらの人々が戻って來たと分析されている。