中國船舶集団傘下の滬東中華造船(集団)有限公司が中國船舶工業(yè)貿易有限公司と共同で建造した容積8萬立方メートルの液化天然ガス(LNG)タンカー「伝奇太陽號」が26日、中船長興造船拠點で命名?引き渡しされた。同船は世界最大の淺水航路第4世代で、中國初の海と川の一貫輸送型LNGタンカーでもあり、中國の淺水航路におけるLNGタンカーの空白を埋めた。人民網(wǎng)が伝えた。
中國初の海と川の一貫輸送型LNGタンカー「伝奇太陽號」(撮影?盛君)
同船の全長は239メートル、型幅は36.6メートルで、アメリカ船級協(xié)會に登録されている。同船は世界の容積が同レベルのLNGタンカーのうち設計喫水が最も淺い。獨特な設計の喫水は8.5メートル未満で、川も海も航行でき、優(yōu)れた堪航性を持つ。特に渇水期も中國の長江と珠江の流域に進入でき、サービス範囲が広い。獨特なダブルテールフィンを採用しており、高速性能が優(yōu)れ、方向の安定性が高く、安全性と信頼性が高い。ダブルメインエンジン?ダブルスクリュー推進とダブルラダー操縦を採用しており、世界の同レベルLNGタンカーの中で航行性能と操作能力が最も優(yōu)れている。
中國初の海と川の一貫輸送型LNGタンカー「伝奇太陽號」(撮影?盛君)
同船は非常に柔軟な積替え互換性を持ち、容積3萬立方メートルの小型LNGタンカーから17萬4000立方メートルの大型LNGタンカーの範囲內の液體貨物積替えが可能で、顧客に柔軟で多元的な二次積替えプランを提供する。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年5月27日