竜門石窟研究院は、河南省の仏教石窟群「竜門石窟」の奉先寺による最新の考古學(xué)的成果によると、1000年以上前に盧舍那仏が建立された當(dāng)時(shí)、頭部は金箔に覆われ、目は瑠璃で、その體は彩色された非常に華やか姿をしていた可能性が高いことが分かった。
竜門石窟?奉先寺の盧舍那仏の顔面部を調(diào)査する考古學(xué)者(寫真提供?竜門石窟研究院)。
ハイテク手段を駆使して、考古學(xué)者は今回初めて盧舍那仏の頭部から金や銀の元素の存在を確認(rèn)したという。竜門石窟研究院の史家珍院長は、「つまり、盧舍那仏建立された當(dāng)時(shí)、金箔を張る技術(shù)が使われた可能性が高いということだ」と説明する。
また、考古學(xué)者は盧舍那仏の體の表面から、緑、赤、黒の顔料の殘留物を検出した。このことから、建立された唐の時(shí)代には、彩色された「服」を身にまとっていたと推斷できる。
竜門石窟?奉先寺の脇侍普賢菩薩の右目の現(xiàn)狀(寫真提供?竜門石窟研究院)。
さらに考古學(xué)者は、盧舍那仏の右側(cè)の脇侍普賢菩薩の目から、成分が二酸化ケイ素と鉛の古代の瑠璃の眼球を発見した?;⌒韦?、厚さは約0.5センチ。右目の眼球は1つの瑠璃だったのに対して、左目の眼球は、2つの瑠璃を合わせて作られていて、殘っていたのはその外側(cè)の半分だけだったという。
史院長は、「金や銀の元素、彩色顔料、瑠璃の眼球が発見されたことは、竜門石窟?奉先寺の仏像裝飾の特徴や制作技法、保護(hù)の歴史を研究するうえで、重要な意義がある」とした。 (編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年6月1日