北京市発展改革委員會(huì)はこのほど、地下鉄22號線(平谷線)北京區(qū)間のフィージビリティスタディ報(bào)告書を認(rèn)可した。これは注目を集めている北京市から河北省に乗り入れる同路線の建設(shè)が本格化することを意味している。北京日報(bào)が報(bào)じた。
地下鉄22號線(平谷線)の全線21駅のうち、16駅の建設(shè)がすでに始まっている。また、區(qū)間建設(shè)工事も急ピッチで進(jìn)められている。今年末までに、21駅全ての建設(shè)が始まり、2025年の開通を目指す計(jì)畫となっている。
北京地下鉄路線図。
北京市発展改革委員會(huì)の関係責(zé)任者は、「地下鉄22號線(平谷線)は、北京?天津?河北省協(xié)同発展や北京副都心建設(shè)といった重點(diǎn)プロジェクトにサービスを提供し、北京市?天津市?河北省の交通一體化を象徴する路線となる。そして、當(dāng)市の地下鉄網(wǎng)中核を擔(dān)う路線ともなる」と説明している。
1號線-八通線や6號線、7號線に続いて、北京副都心と市內(nèi)の中心部を最速23分で結(jié)ぶ新たな高速路線が誕生することになる。河北省の北三県(三河市、大廠回族自治県、香河県)と北京市の平谷區(qū)が初めて北京の都市地下鉄網(wǎng)に接続され、市內(nèi)の中心部とそれぞれ最短32分、55分で繫がることになる。これにより1時(shí)間交通圏に組み込まれ、時(shí)空距離がさらに縮小する。
全長約81.2キロに21駅
東大橋駅の完成予想図。
同路線では、西の朝陽區(qū)東大橋駅から、通州區(qū)、河北省三河市を経て、東の平谷區(qū)平谷駅までが連結(jié)され、全長約81.2キロ、21席が設(shè)置される。うち、乗換駅が12駅で、完成すれば6號線や10號線、14號線、17號線、八通線といった地下鉄15路線への乗換が可能となる。
車両の完成予想図。
最高時(shí)速160キロ
同路線の設(shè)計(jì)最高速度は地上區(qū)間が160キロ、地下區(qū)間が120キロとなっており、運(yùn)行速度や工事條件、建設(shè)コストが完全に統(tǒng)一して計(jì)畫されている。車両はD型が採用され、8両編成、1本當(dāng)たりの定員は約1814人(1平方メートル當(dāng)たり6人の基準(zhǔn))、完成後しばらくは、2分44秒間隔で運(yùn)行される計(jì)畫となっている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年7月8日