中國初の「宋韻文化」をPRするバーチャルヒューマン「谷小雨」がこのほど、宋韻文化フェスティバル開幕式及び南宋徳壽宮遺跡博物館の開館セレモニーで、司會(huì)者を務(wù)めた。谷小雨は、AIバーチャルガイドとして、南宋徳壽宮遺跡博物館に「常駐」し、來場者に徳壽宮の歴史、文化や宋の時(shí)代に隆盛を極めた韻文の形式「宋詞」を紹介したりするほか、展示ホールの見學(xué)コースを案內(nèi)することになっている。
南宋時(shí)代(1127-1279年)の臨安城の中でも重要な宮殿遺跡である「徳壽宮遺跡」を整備して建てられた南宋徳壽宮遺跡博物館は、遺跡本體や出土した物品の保護(hù)、研究、収蔵、展示をメインとすると同時(shí)に、南宋の歴史、文化、遺産を紹介している。
谷小雨は、額や耳、髪を真珠で飾っているほか、美しい細(xì)眉は自然なラインで、上品なオーラを放っており、奧ゆかしい宋の時(shí)代の人々の品格を反映しながらも、しとやかで生き生きとした少女の雰囲気もあり、宋韻の気質(zhì)が十分に表現(xiàn)されている。
谷小雨の技術(shù)チームによると、谷小雨はガイドとして働き始める前に、オープンデータ400G、パラメーター數(shù)30億の超大規(guī)模言語モデルによる訓(xùn)練を受けたほか、膨大な量の宋韻文獻(xiàn)や検索エンジンのサポートも受けており、宋韻に関するあらゆる知識を習(xí)得しているため、宋韻文化を語る「エキスパート」と言うことができる。
また、谷小雨には、口を音聲に合わせて同時(shí)に動(dòng)かす技術(shù)や、感情を表すさまざまな音聲データを?qū)W習(xí)する機(jī)能が採用されているため、自然なリズムで、感情をうまく表しながら、獨(dú)特な表現(xiàn)で話すことができる。また、表情が生き生きとしていて、口の動(dòng)きも自然であるため、小雨の聲を聞くと、きれいな女性ガイドに案內(nèi)してもらっている気分を楽しむことができる。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年11月30日