中國(guó)社會(huì)科學(xué)院社會(huì)學(xué)研究所?社會(huì)科學(xué)文獻(xiàn)出版社がこのほど発表した「社會(huì)青書(shū)：2023年中國(guó)社會(huì)動(dòng)向分析と予測(cè)」(以下、「青書(shū)」)は、大學(xué)生が好む就職する地域は依然として偏っており、北京、上海、広州、深センといった一線大都市や経済が発展している二線都市を好む大學(xué)生が大多數(shù)を占めている。ただ、その割合はゆっくりと下降する傾向にある。一方、三線都市や四線都市、県の行政中心地、末端の郷?鎮(zhèn)、農(nóng)村などで働きたいと考えている大學(xué)生の割合は低いものの、上昇傾向にある。1千萬(wàn)人を超える卒業(yè)見(jiàn)込み大學(xué)生にとって、それは新たなシグナルとなるのだろうか？光明日?qǐng)?bào)が報(bào)じた。

一、 二線都市が依然として第一候補(bǔ)

中國(guó)マクロ経済研究院社會(huì)政策室の魏國(guó)學(xué)副主任は、「一線都市は競(jìng)爭(zhēng)が激しく、給與水準(zhǔn)や生活の快適度といった面でも理想的ではないかもしれないが、キャリア発展の上限が高く、就職の機(jī)會(huì)も多いため、転職する際や失業(yè)した場(chǎng)合にも新たな仕事を見(jiàn)つけやすい。大學(xué)卒業(yè)生が三、四線都市で仕事を探すと、競(jìng)爭(zhēng)のプレッシャーは小さいものの、労働者市場(chǎng)の規(guī)模が小さく、長(zhǎng)い目で見(jiàn)るとキャリア発展に限界がある」と説明する。

そして、「卒業(yè)生は、一線都市にするか、三、四線都市にするかを決める際、本質(zhì)的にはキャリアプランにおいて長(zhǎng)期的、短期的メリットとデメリットを比較的考慮するため、一線都市の魅力が低まっているというわけでは決していない」との見(jiàn)方を示した。

三線都市や四線都市で就職したいという大學(xué)生が増えてはいるももの、「青書(shū)」によると、「2021年、北京、上海、広州で就職したいと考える大學(xué)生の割合は34.1％、二線の省都または経済が比較的発展している非省都の割合は39.27％」となっており、合わせると70％を超えている。つまり、ほとんどの大學(xué)生は依然として、これまでと同じく「大都市」を好んでいるということだ。

魏副主任は、「一線都市の資源集積と配置能力は増強(qiáng)の一途をたどっているほか、職場(chǎng)の魅力も高まり続けているため、熾烈な競(jìng)爭(zhēng)がエスカレートしている。そのため、卒業(yè)生が長(zhǎng)期的に見(jiàn)て得られる?yún)б妞⒍唐诘膜矢?jìng)爭(zhēng)がもたらす損失を上回ることは難しいと考えるようになると、三、四線都市に行きたい意識(shí)が高まっていくだろう」と分析する。

就職する都市選びは「一発勝負(fù)」ではない

青書(shū)を見(jiàn)ると、ここ3年の間に、三線都市や四線都市で就職することを希望した大學(xué)卒業(yè)生は、2018年が7.29％で、2021年には11.77％にまで上昇した。

魏副室長(zhǎng)は、「いくつかのカギとなる要素が卒業(yè)生に與える影響が大きくなっており、卒業(yè)生が三、四線都市に目を向けるようになっている。都市の限界発展能力が低くなるにつれ、都市では就職の競(jìng)爭(zhēng)が高まり、一線都市は成熟期に入り、経済成長(zhǎng)が鈍化し、質(zhì)の高いポストを放出する速度も鈍化している。學(xué)歴を含め、労働者市場(chǎng)が卒業(yè)生に対して設(shè)けるハードルが高まり、求職競(jìng)爭(zhēng)は日に日に熾烈になっている。一方、三、四線都市は全體的な発展水準(zhǔn)は低いものの、急速に発展しており、求職者にとってはプラスの要素となり、競(jìng)爭(zhēng)もそれほど激しくない」と分析する。

そして、「デジタル経済は、距離やロケーションがキャリアプランに與える影響をある程度低下させている。デジタル経済が、國(guó)民経済に占める割合が高まり続けるにつれて、三、四線都市に散在する雇用が大量に創(chuàng)出され、卒業(yè)生に與える給與やチャンス、キャリア発展の余地は、一線都市とそれほど変わらなくなっている」とし、「どの都市で就職するかは、『一発勝負(fù)』ではなく、『長(zhǎng)期戦』。00後(2000年以降生まれ)を含む新しい世代の大學(xué)卒業(yè)生は、就職に関して柔軟な見(jiàn)方をしており、転職のペースも速い。一線都市であっても、三、四線都市であっても、キャリアプランが一瞬にして決まるわけではなく、三、四線都市で就職した後にも一線都市に戻って來(lái)ることができる」との見(jiàn)方を示す。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年2月1日