福建漳浦六鰲洋上風力発電所2期プロジェクトがこのほど著工された。これは中國初の16MW以上の量産化した大容量洋上風力発電機を採用するプロジェクトだ。人民日報が伝えた。
風力発電所は漳浦県南東海域に位置し、中心から海岸線までの距離は32.8キロメートル、工事現(xiàn)場の面積は約22萬9000平方キロメートルで、総発電設備容量は400MW。
三峽集団漳浦海峽公司の龔匡敏副社長によると、中國の洋上風力発電所は現(xiàn)在、単體容量が10MW以下の発電機を採用することが一般的だ。漳浦2期プロジェクトは初めて量産化した超大型単體容量の発電機を採用する。風力発電機の単體容量が大きいほど発電効率が高く、海域の占用面積も少なくなる。開発と運用保守のコストもそれに応じて低下する。
同プロジェクトは今年8月末の第1陣となる発電機の発電開始を目指しており、フル稼働後の年間送電量は16億kWhを超える。
中國の洋上風力発電は近年急速に発展しており、設備容量で世界一を維持している。洋上風力発電プロジェクト建設の加速、海洋環(huán)境に対する持続的な探査に伴い、洋上風力発電産業(yè)は徐々に大出力及び深海?遠洋へと進出している。すでにトップレベルで世界的な競爭力を持つ整った風力発電産業(yè)チェーン?サプライチェーンを形成している。現(xiàn)在、國際市場の風力発電設備の60%が中國製のものだ。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年2月7日