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4日の「立春」の翌日は「元宵節(jié)」 連続するのは21世紀に6回だけ!

人民網(wǎng)日本語版 2023年02月03日16:43

今年は、2月4日に二十四節(jié)気の1番目となる「立春」を迎え、翌5日には「元宵節(jié)」(舊暦1月15日)を迎える。2つの祝祭日が連続してやって來るため、喜びもひとしおとなりそうだ?!噶⒋骸工取冈?jié)」が連続してやって來るケースは、21世紀の100年間にわずか6回しかない。新華社が報じた。

「立春」を迎えると、凍っていた大地が解け始め、冬眠していた蟲が少しずつ目を覚まし、萬物が蘇る春が間もなく到來する。そして、色とりどりの提燈が飾られるため「燈節(jié)」とも呼ばれる「元宵節(jié)」は、中國で2千年以上の歴史を誇る伝統(tǒng)的な祝祭日だ。

中國天文學(xué)會の會員である天津市天文學(xué)會の楊婧理事によると、「立春」は、西暦ではほぼ固定しており、毎年2月の3日、4日、5日のいずれかとなっている。一方、「元宵節(jié)」の日は西暦では固定しておらず、21世紀の100年間だけをみても、西暦の2月4日から3月5日の間のうちの1日となっている。

楊理事は、「今年、二十四節(jié)気の24番目の『大寒』と『春節(jié)』の間はわずか2日しかなかった?!捍蠛护椤毫⒋骸护蓼扦霞s15日間で、春節(jié)から數(shù)えて15日目が『元宵節(jié)』となるため、『立春』と『元宵節(jié)』が連続することになった」と説明する。

統(tǒng)計によると、21世紀の100年間のうち、「立春」と「元宵節(jié)」が連続するケースは、2004年、2023年、2042年、2061年、2080年、2099年の6回となっている。

「立春」と「元宵節(jié)」が同じ日に重なるというケースもあるのだろうか?楊理事は、「そうしたケースはほとんどなく、21世紀の100年間には一度もない。そうしたケースが生じたのは1966年で、この時は『立春』と『元宵節(jié)』はいずれも西暦2月4日だった」と説明する。

中國には「春をかじる」と書く「咬春」という習(xí)慣があり、「立春」の日に北方エリアの人々は小麥粉を水で溶いて、円形に薄く延ばして油で焼き、肉や野菜、卵を炒めたものなどを包んだ「春餅」を、南方エリアの人々は「春巻き」を食べる。そして、「元宵節(jié)」の日になると、北方エリアの人々は「元宵(餡をもち米粉の中に入れて転がして作る団子)」を、南方エリアの人々は「湯圓(もち米粉で餡を包み茹でた団子)」を食べる習(xí)慣がある。(編集KN)

「人民網(wǎng)日本語版」2023年2月3日

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