今月6日、トルコでマグニチュード(M) 7.8の地震が2度発生したのを受け、中國政府は時を移さず、緊急人道支援メカニズムを始動させ、複數(shù)の救助チームが被災地入りして支援を展開している。人民網(wǎng)ではトルコで救助活動を展開している中國の救助チームの動きを「トルコ地震救援日記」として追っていく。
トルコ災害?緊急時対応管理署は今月13日にはすでに大型掘削設(shè)備を全面的に配置して、被災地での作業(yè)を展開している?,F(xiàn)狀に基づき、公羊救援隊の救援協(xié)力調(diào)整指揮センターは、我々の既定の救助任務(wù)はすでに完了し、撤退が可能な狀況になったと判斷した。
2月11日、救助任務(wù)を終え現(xiàn)場で記念寫真を撮影する公羊救援隊の隊員(寫真提供?公羊救援隊)。
浙江省公羊會公益救援促進會は、中國大使館や國家緊急時対応管理部に報告し、認可を得た上で、前線の救助チームに撤退命令を出した。そして、現(xiàn)地時間13日午後、隊員は設(shè)備を攜帯し、トルコ?ハタイ県から全員撤退し、15日早朝に帰國した。
當初、我々がイスタンブール空港に到著した時、全ての人が我々に目禮をしてくれたことを思い出す。彼らは我々が1秒でも早く被災地入りすることを願い、飛行機が少しでも早く出発できるよう、フライト計畫まで調(diào)整してくれた。
今月9日にイスケンデルン市ベルンで救助した子供の恐怖におびえた表情を、私は一生忘れることがないだろう。當時、探知機を使ったり、がれきを撤去したりする作業(yè)を約3時間かけて行い、被救助者がまだ生存していることを確認した。生き埋めになっていたのは家族5人だった。最後に救助された母親は、話すことこそできなかったものの、力を振り絞って、救助隊員にサムズアップをしてくれた。救助された瞬間、現(xiàn)場には拍手が鳴り響いた。1人でも多くの人が救助されることを、皆が心から願っていたからだ。
救助され救援隊員にサムズアップをする女性(寫真提供?公羊救援隊)。
今月12日夜までに、公羊救援隊はハタイ県の4都市の倒壊した建物178棟において捜索を行い、直接または協(xié)力して合計24人を発見。うち生存者は9人で、犠牲者は15人だった。
世界は互いに助け合い、互いに愛を示し合わなければならない。今回トルコで活動したことで、これまであまり知らなかったトルコという國を知ることができた。共に活動している時、現(xiàn)地の人々は謙虛で、禮儀正しく、慎重で、細かな點にまで気配りできる人柄であることを知り、深く感動した。
救助現(xiàn)場に向けて足早に移動する公羊救援隊の隊員(寫真提供?公羊救援隊)。
中國人は今、世界に大きな影響を與えることができるようになっている。自分たちが十分に成長しなければ、他の人を助けたり、影響を與えたりすることはできない。公羊救援隊の隊員は普段から厳しい訓練を受け、規(guī)律を重んじた活動を展開している。そして、海外における救援活動にこれまですでに17回にわたり參加してきた。公羊救援隊のプロフェッショナルな活動を通して、1人でも多くの人に、國際人道支援に力を注ぐ中國のエネルギーを見てもらいたいと考えている。(編集KN)
2月8日、イスケンデルン前方駐屯地で記念撮影する公羊救援隊の隊員(寫真提供?公羊救援隊)。
「人民網(wǎng)日本語版」2023年2月15日