超深水大型ガス田「深海1號」の二期工事で22日、コントロールに関わる重要工程である20インチ海底長距離輸送パイプラインの敷設(shè)工事が完了した。全長115.5キロメートルに及び、9425本の鋼管が連結(jié)されたこの中國最長の深水石油?天然ガスパイプラインは、「深海1號」二期工事の石油?天然ガス輸送の大動脈を構(gòu)築したことになる。人民日報が伝えた。
「深海1號」二期工事は海南省三亜市から約130キロメートルの地點で行われ、中國初の深水?高気圧ガス田であり、エリアの最大作業(yè)水深は1000メートル近く、地層から採掘された石油?天然ガスは成分が複雑で、溫度が高く、圧力が大きく、通常の材質(zhì)の海底パイプラインでは生産ニーズを満たすことができない。二期工事の侯靜チーフエンジニアは、「この海底パイプラインは特に『高溫?高圧?高耐食性の石油?天然ガス混合流體の輸送』のために設(shè)計されたもので、設(shè)計圧力は38.8メガパスカル(MP)に達(dá)し、120度の高溫の石油?天然ガス混合流體を輸送することが可能で、最大壁厚は38ミリメートルに達(dá)し、中國海底パイプラインの壁厚の過去最大を更新した。
海底パイプライン工事は水深が深くなるごとに、建設(shè)の難度が指數(shù)関數(shù)的に高くなる?!干詈?號」二期工事が行われている海域の地層環(huán)境は非常に複雑で、海底には坂道、広い面積にわたる坂狀や尾根狀の砂地など、さまざまな複雑な地形が存在し、中國で水深の幅が最も大きな海底パイプラインであり、プロジェクトの設(shè)計、船舶裝備の能力、海上での取付技術(shù)などの面で極めて大きな挑戦が橫たわっていた。
プロジェクトチームは、非常に長く、非常に高溫で、吊り下げ式であるなど世界レベルの海底パイプラインの工事技術(shù)の難問解決に成功したとともに、重要設(shè)備である主要作業(yè)船「海洋石油201」が対応できるよう改良を加え、中國初の大直徑?大壁厚?全自動式溶接設(shè)備技術(shù)を獨自に開発し、10項目以上の技術(shù)的ブレークスルーを達(dá)成し、施工中に1日で2.65キロメートルという中國の20インチ深水海底パイプライン敷設(shè)ペースの記録を更新した。
現(xiàn)在、中國が敷設(shè)した海洋石油?天然ガスパイプラインは9000キロメートルを超え、これは上海からパリの航空路線に相當(dāng)する長さだ。長年にわたる技術(shù)の難関攻略を経て、中國はアジア初の3000メートル級深水パイプ敷設(shè)クレーン船「海洋石油201」を代表とするパイプ敷設(shè)の船舶裝備を作り上げ、淺水エリアから深水エリアまで、さらには超深水エリアでの作業(yè)が可能となっている。「深海1號」を代表とする超深水海底パイプラインの建設(shè)が成功したことにより、中國の海底パイプライン工事の設(shè)備?技術(shù)?能力は世界のトップレベルに飛躍した。
「深海1號」二期工事における天然ガスの確認(rèn)可採埋蔵量は500億立方メートルに達(dá)し、生産が始まると「深海1號」のピーク生産量はこれまでの30億立方メートルから45億立方メートルに増加する。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年6月25日