香港MTRの公式サイトで、7月1日から運行を始める四川省の成都東駅と香港特別行政區(qū)の西九竜駅を繋ぐ高速列車のダイヤと乗車料金が正式に発表された。1日1往復(fù)の運行で、成都東駅から香港西九竜駅までの所要時間は10時間7分、香港西九竜駅から成都東駅までの所要時間は9時間52分となっている。
MTRの発表によると、7日1日から香港特區(qū)と四川省を結(jié)ぶ高速列車の長距離路線を増設(shè)する。この高速鉄道の運行開始による新たな停車駅は、四川の成都東、楽山、宜賓西の3駅となる。これで、香港特區(qū)の高速鉄道網(wǎng)は、中國全土の69駅をカバーすることになる。
香港特區(qū)區(qū)間の高速鉄道にとって、増設(shè)される成都東線は、重慶市、湖南省、貴陽市に続いて、中國大陸部の西南部と繋がる新路線となる。新たに繋がることとなった3駅はいずれも、観光やビジネス目的で香港特區(qū)の住民がよく訪問する地域となっており、旅客に新たな移動手段の選択肢が提供される。また、四川省と香港特區(qū)の人員往來がさらに促進され、関係が強化されることになると期待されている。
公式サイトはチケットの公示価格と販売価格も発表。販売価格が公示価格を上回ることはないと明示しており、子供の販売価格は、大人の公示価格の約半額と規(guī)定している。価格は人民元表示で、香港ドルの価格は為替の変動に基づいて毎月調(diào)整される。
価格は、二等席、一等席、特等席、ビジネスクラスの4クラスに分けて設(shè)定されている。例えば、成都東駅から香港西九竜駅を見ると、二等席828元(1元は19.7円)、一等席1326元、特等席1492元、ビジネスクラス2486元となっている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年6月16日