「樊錦詩(shī)氏の敦煌文化財(cái)業(yè)務(wù)従事60周年座談會(huì)」が7月10日、甘粛省敦煌市で開かれ、小惑星（番號(hào)381323）が「樊錦詩(shī)星」と命名された。また樊錦詩(shī)氏は、敦煌學(xué)研究の支援のために北京大學(xué)に1千萬(wàn)元（1元は約19.5円）を寄付したことに続いて、中國(guó)敦煌石窟保護(hù)研究基金會(huì)に対しても1千萬(wàn)元を寄付した。この寄付は、樊錦詩(shī)氏がこれまでに得た賞金や個(gè)人的な貯蓄からの寄付となっている。

敦煌學(xué)會(huì)研究院の前院長(zhǎng)である樊錦詩(shī)氏は現(xiàn)在、同研究院の名譽(yù)院長(zhǎng)および長(zhǎng)江文明考古研究院の院長(zhǎng)を務(wù)めている。樊氏は1963年に北京大學(xué)歴史學(xué)部考古學(xué)科を卒業(yè)後、敦煌研究所に60年近く勤務(wù)し、その貢獻(xiàn)度の高さから「敦煌の娘」と呼ばれている。樊氏は主に、石窟考古學(xué)と石窟の科學(xué)的保護(hù)?管理業(yè)務(wù)に従事してきた。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年7月11日