2009年のオバマ大統(tǒng)領(lǐng)就任式、ファーストレディとして初めて公式の場に登場したミシェル夫人が就任祝賀舞踏會で著用したのは、臺灣系の若手デザイナー?呉季剛(ジェイソン?ウー)氏デザインのドレスだった。 |
米オバマ大統(tǒng)領(lǐng)夫人のミシェルさんは、米國初の黒人「ファーストレディ」となった。夫人の立ち居振る舞いや発言のひとつひとつ、そしてスカートからソックスにいたるまでの裝いが、歴代のファーストレディと比べても、より厳格なチェックの対象となっている。先日終了した中國公式訪問中のミシェル夫人のファッションの隨所に「中國テイスト」を感じた人は、多かったに違いない。2009年のオバマ大統(tǒng)領(lǐng)就任式、ファーストレディとして初めて公式の場に登場したミシェル夫人が就任祝賀舞踏會で著用したのは、臺灣系の若手デザイナー?呉季剛(ジェイソン?ウー)氏デザインのドレスだった。これは、ワンショルダーの白いロングドレスで、清らかさ?豪華さ?ファッション性?黒人の伝統(tǒng)文化が一體化し、手厳しい米國人からも大評判だった。このドレスは現(xiàn)在、米國國內(nèi)の博物館に収蔵されている。人民日報海外版が報じた。
1982年に臺灣で生まれたジェイソン?ウー氏は、9歳で家族とともにカナダに移住した。ミシェル夫人のドレスを制作した當(dāng)時、彼はまだ20代で、家族が経営するデザイン會社で仕事をしていた。デザイナーという天職に巡り合えた彼は、まず母親に感謝すべきだろう。男の子にもかかわらず、小さいときからバービー人形で著せ替えごっこをするのが大好きで、著せ替え遊びに夢中になっていた彼を、母親は特にとがめなかった。その後、パリや米國で服飾デザインを?qū)Wぶことを決めた時にも、母親は彼の意向を理解し、応援してくれた。
ウー氏は、就任式の夜を境に一躍有名になったが、當(dāng)時、「ミシェル夫人は黒人であることを理由に、わざわざ同じマイナーな臺灣系のデザイナーのドレスを選んだ。ウー氏はただ運が良かっただけ」と指摘する人もいた。しかし、その4年後、再選されたオバマ大統(tǒng)領(lǐng)の2度目の就任祝賀舞踏會で、ミシェル夫人は真紅のロングドレスに身を包み大統(tǒng)領(lǐng)とダンスを踴り、その艶やかさに米國中が息を呑んだ。このドレスもウー氏デザインのものだった。事前にそのことを知らされていなかったたウー氏は非常に驚き、「大統(tǒng)領(lǐng)夫人はサプライズが大好きだ」と話した。
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