「失楽園」などで知られる作家の渡辺淳一氏が4月30日午後11時(shí)42分、前立腺がんのため東京都內(nèi)の自宅で死去した。80歳だった。京華時(shí)報(bào)が報(bào)じた。
渡辺氏の作品の中國(guó)語(yǔ)版の主な出版社である磨鉄図書は、これまでに「事実婚 新しい愛(ài)の形」(2011年)など16作を出版している。同社で渡辺氏の作品の中國(guó)語(yǔ)版の著作権取得に攜わっている趙菁さんによると、同社は既に渡辺氏の作品33作の著作権を取得している。著作権は2度に分けて取得したもので、始めに21作、後に12作の著作権を取得した。既に出版されている16作のうち、よく売れているのは最も新しい「愛(ài)ふたたび」だ。渡辺氏の最後の作品でもある。
趙さんによると、「ひとひらの雪」や「かりそめ」、「白き狩人」が近々出版される。また、殘りの14作も段階的に出版され、ノーカット版の「失楽園」も6月か7月に出版される。翻訳家は前作と同じ竺家栄氏だという。
編集者「上品で完璧を求める男性」
渡辺氏は2010年、中國(guó)の「作家出版社」の招きで中國(guó)のファンと觸れ合うイベントに參加した。當(dāng)時(shí)、同社は渡辺氏の作品10作を出版していた。編集擔(dān)當(dāng)者である李宏偉さんは、渡辺氏について「上品な高齢の男性という感じで、人への接し方にも気を配っておられた。それに、身なりもきちんとしておられた」と振り返る。
同じく編集擔(dān)當(dāng)の陳亮さんは、「當(dāng)社が出版した中國(guó)語(yǔ)版の作品は全て、まず表紙とPDF化した文を送り、それを渡辺氏がチェックした後、意見(jiàn)をもらった。例えば、『光と影』の表紙について、渡辺氏から『色彩が合っていない』と注文を受けた」と、渡辺氏が細(xì)部にまで気を配っていたことを振り返っている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年5月7日
このウェブサイトの著作権は人民日?qǐng)?bào)社にあります。
掲載された記事、寫真の無(wú)斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386