庶民にとって食が天國の中國では、グルメドキュメンタリー番組「舌で味わう中國」人気はある意味、必然と言える。食といえば、幾千萬の中國料理の食通は、中國悠久の食文化に誇りを持っているだろう。広州日報が伝えた。
日本の和食も體系化された一つの食文化?!负褪场工献蚰?2月、ユネスコ人類無形文化遺産リスト入りを果たした。日本政府は3月に遺産申請を行い、「世界遺産」をきっかけに「和食」文化を世界にいっそう広め、日本食材の輸出を促したい、と望んでいる。
■「壽司警察」を考えた日本
日本政府は2006年、食品専門家チームを任命した。全世界の日本料理店認(rèn)証システム、およびその詳細について議論し、海外日本料理店認(rèn)証基準(zhǔn)を構(gòu)築した。そのねらいは海外で日本料理と稱しながら、用いられている材料、調(diào)理技術(shù)が本物の日本料理と完全に異なる一部の料理店を整理することだった。
計畫は発表後、日本國內(nèi)外の料理店店主の批判に遭った。日本が世界各地で口出しするのは滑稽で現(xiàn)実的ではない、また差別として嫌がられる、というのが理由。世論の圧力を受け、日本の農(nóng)林水産省は最終的に、「壽司警察」計畫を取り消す決定をした。
しかし日本の壽司職人には確かに厳しい修行が必要で、プロの板前になるためには少なくとも10年の歳月がかかる。
■日本の和食文化伝承に學(xué)ぶ
番組「舌で味わう中國」は、無數(shù)の中華の食通の舌先と誇りを刺激した。庶民にとって食が天國の中國ではただひたすら食べるわけにはいかない。
中國の食文化は膨大な體系があり奧が深い。一品の料理にひとつの物語があり、一杯のスープが一つの歴史となることが多い。料理器具における飲食のセンス、風(fēng)習(xí)と禮儀は、悠久の中華文明を受け継いでいる。
中國人はつねづね、外國人は食を知らないと嘲笑したがるが、日本人は和食文化を織りなした。韓國人は「キムチ」を「世界遺産登録」を目指している……日韓の食通たちは実に努力している。中國の食通たちにとっては食べまくりながらも、祖先の殘してきた食文化を高揚させ、後世に伝承することが當(dāng)然の責(zé)務(wù)だ。(編集HT)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年4月28日
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