舊日本軍の研究機関「731部隊」に屬していた関係者の少なくとも23人が、人體実験の結(jié)果に基づく論文で博士號を取得していたという。環(huán)球時報が韓國紙「東亜日報」を引用して報じた?!?br>
滋賀醫(yī)科大學の西山勝夫名譽教授が2012年に発表した論文「731 部隊関係者等の京都大學醫(yī)學部における博士論文の検証」によると、1927―60年の間に、同部隊の隊長や隊員など、少なくとも23人が人體実験の結(jié)果に基づいた論文を作成し、博士號を取得した。西山教授は同論文を発表するに當たり、多くの資料を調(diào)査し、関係者の論文発表については、京都大學や國立國會図書館に所蔵されている資料で確証を得た。西山教授は、関係者がソウル大學の前身である京城帝國大學醫(yī)學部に提出した醫(yī)學博士學位論文を當時の文部省が認めた事例も確認したとしている。
731部隊の関係者が発表した論文の題目の多くが「細菌戦」と関係がある。例えば、「ペスト菌の凍結(jié)真空乾燥法による生存保存方法の研究」や「特殊大量生産を目的とする生菌乾燥保存の研究」などだ。中には、學位を取得するために、731部隊に所屬していた期間中の研究報告を論文に使用した関係者もいる。また、舊日本軍の陸軍軍醫(yī)中將で、同部隊の初代部隊長だった石井四郎氏は、京都帝國大學醫(yī)學部を首席で卒業(yè)後、細菌學、衛(wèi)生學、病理學の博士號を取得した。
同部隊が中國の黒竜江省哈爾濱(ハルビン)市付近に建設した基地は、規(guī)模からして世界最大の「細菌工場」と言える。その基地で同部隊は、非人道的な人體実験を繰り返すなど、中國で殘忍な悪行を犯した。統(tǒng)計によると、捕虜として拘束された中國人や朝鮮人など1萬人が同部隊の実験の犠牲になった。1945年8月の敗戦直前、これらの証拠を隠滅するために、舊日本軍は主要施設のほとんどを破壊した。しかしその後、周辺の村でペストなどが発生し、現(xiàn)地住民は大きな被害を被った?!笎櫮А工群簸肖欷渴悉先梭w実験のデータと引き換えに戦犯を逃れたとされている。
「東亜日報」が同記事を掲載すると、韓國や中國のネットユーザーらは、「殺人を犯しても良心の咎めすら感じない戦犯が、人體実験を利用して博士號を獲得するとは、あまりにひどい」、「中國で大罪を犯しながら、日本に帰って博士になるとは。ありえない」、「流血に満ちた手で博士號を受け取るというのは恥ずべき行為。彼らにそのような資格は全くない。博士號の資格を剝奪するべき」など、怒りの聲を上げている。 (編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年1月23日
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