いつからだろう。不眠癥が都市で生活する多くの人を悩ましている。中國のチャットソフトQQが発表した「ネットユーザーの睡眠の質報告」によると、過去5年間、中國のネットユーザーの平均睡眠時間は1時間減少し、7.05時間となった。うち、一線都市のネットユーザーの睡眠時間が最も少なく、6.95時間だった。多くの人が「おやすみ」と投稿してから、1.8時間後にやっと寢付いている。北京晩報が伝えた。
QQのビッグデータによると、ここ5年、夜更かしするネットユーザーが増加の傾向にあり、2010年の13%から、13年には21%になった。また、ユーザーの睡眠時間も10年の8.1時間から14年の7.05時間に減少している。さらに、ネットユーザーの20.9%が、午前0時を過ぎても就寢していない。
同報告によると、各年齢層のうち、夜更かしが最も多いのは、1990年代生まれの若者で31.5%。性別で見ると、男性の平均睡眠時間が女性より12分短かった。また、既婚者と獨身者では、後者の平均睡眠時間が18分短かった。獨身者にとって孤獨な夜は耐えがたいようで、QQの動畫通話やオンラインゲームで時間を潰している。また、夜中には、ドラマを見て過ごす人が最も多く44.8%を占めている。就寢前にゲームをする人は43.8%いた。
データによると、ユーザーはQQのムードメッセージを「眠れない、助けて」にしてから平均1.8時間後にやっと寢付いている。さらに、ユーザーが自分の「QQ空間(ブログ)」で「おやすみ」と書き込んでからも、1.8時間後にやっと寢付いている。不眠癥か先延ばし癥候群かにかかわらず、ネットユーザーは習慣的に夜更かししているようだ。
また、ネットユーザーが選ぶ攜帯版のQQのムードメッセージの寢ている様子を示す畫像は地域によって異なり、広西チワン族自治區(qū)桂林人のネットユーザーで最も多いのは頭まで布団で覆っている畫像。一方、黒竜江省哈爾濱(ハルピン)市のネットユーザーで最も多いのは熊を抱いて寢ている畫像だ。 (編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年3月24日
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