「自撮りの大ブームは、どのような影響をもたらすか?」という質問に対し、回答者からは、「ナルシズムの傾向が高まりやすくなる(34.3%)」「見かけやうわべだけで人を判斷するという社會の風潮がますます?jié)猡胜耄?2.6%)」「個人のプライバシー保護という面では不利となる(11.6%)」などの意見が挙がった。
李多さんは、「自撮りが好きな人の中には、あまりの退屈さから投稿する人や、自分の虛栄心を満たすことだけが目的の人も少なくない。自撮りの公開も、あまりにも度が過ぎると、心の奧底の空虛さを曬していることになる。SNSの友人圏の枠から出て、現(xiàn)実の世界を取り巻く環(huán)境にもっと関心を持ち、自分の弱點を乗り越えて実力を高めることで、人は本當の充実感を備えた人間に成長し、他者に一目置かれ、尊重を得ることができる」と指摘した。
中國伝媒大學伝播心理研究所の張暁輝?準教授は、次の通り人々に注意を促している。
生活のメディア化が進む今の世界において、我々は自分が調子の良い時には、自分が周りから背中を押されていることを実感し、さらなる成長に向けた自信を高めることができる。一方、メディア化された世界にいる自分が、よりランクの高い世間の基準を目指して向上し続けようとする時には、現(xiàn)実世界や現(xiàn)実生活との遊離感が発生しないよう、くれぐれも警戒しなければならない。人々が自分自身に対して描く素晴らしく好ましいイメージが、自己イメージと完全に一致し、社會に対して向ける顔が心の中で描く自己イメージにピッタリと當てはまって初めて、自撮り寫真撮影時の至福の瞬間をいつまでも継続させることができる。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年4月15日
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