新疆維吾爾（ウイグル）自治區(qū)環(huán)境保護庁のプレスブリーフィングによると、天山1號氷河の生態(tài)環(huán)境問題を根本的に解決するために、新疆では天山1號氷河保護區(qū)域を設(shè)立する。保護區(qū)は東西が約56.5キロ，南北約43.5キロで、総面積は約947.68平方キロ。烏魯木斉（ウルムチ）県、和靜県、昌吉市の「2県1市」にまたがり、短期間で地域の生態(tài)環(huán)境を効果的に保護することを目指す。人民日報海外版が伝えた。

　烏魯木斉市から45キロ離れた天山1號氷河は世界でも大都市の最も近くに位置する氷河で、「氷河の生きた化石」と呼ばれている。天山1號氷河は烏魯木斉河、頭屯河などの流域の源で、烏魯木斉市、和靜県などの市（県）の生産や生活のための水源地でもあり、烏魯木斉市や新疆全體の水資源の安定や自然?生態(tài)のバランスの面で極めて重要な役割を果たしている。

　新疆では同時に、今後天山1號氷河保護區(qū)域內(nèi)では探鉱権や採鉱権を設(shè)置せず、期限が到來した鉱業(yè)権はそれ以上延長せず、現(xiàn)有の鉱業(yè)拠點の拡大を許可せず、3―5年かけて保護區(qū)域內(nèi)の全ての鉱業(yè)拠點を閉鎖し、また天山1號氷河を目的地とする全ての観光や探検といった活動を禁止することを決定した。（編集YH）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年4月24日