中國銀行業(yè)監(jiān)督管理委員會(huì)（銀監(jiān)會(huì)）は8日に「商業(yè)銀行のグローバルなシステム上の重要性を評(píng)価する指標(biāo)の開示に関する手引き」を発表し、一定の條件を満たす銀行に対して、今年より12項(xiàng)目のグローバルなシステム上の重要性を評(píng)価する指標(biāo)を開示するよう求めた。これにより銀行內(nèi)部の情報(bào)管理システムの改善と管理水準(zhǔn)の向上を促し、事業(yè)の透明度を高めていく。新京報(bào)が伝えた。

　銀監(jiān)會(huì)は、「同手引きはバーゼル銀行監(jiān)督委員會(huì)の要請(qǐng)に基づき制定された」と表明した。中國の具體的な実情に基づき、上述した指標(biāo)を開示する銀行は、前年の年末調(diào)整後の管理資産殘高が1兆6000億元以上に達(dá)する銀行、もしくは前年度にグローバルなシステム上重要とされた銀行となる。

　この要請(qǐng)に基づき、計(jì)13行が開示に応じる必要がある（國有5大銀行、8行の株式制銀行）。

　この12項(xiàng)目には、銀行の調(diào)整後の管理資産殘高、金融機(jī)関間の資産、金融機(jī)関間の負(fù)債などが含まれる。銀行がグローバルなシステム上で重要な地位を占め、重要な役割を擔(dān)っているかを判斷することで、その破産?倒産がグローバルなシステムおよび経済活動(dòng)にどれほどの損失をもたらすかを判斷できる。

　同手引きは、2月1日から施行される。

　中國社會(huì)科學(xué)院金融研究所銀行研究室室長(zhǎng)の曾剛氏は、「上述した指標(biāo)は一般的な意義の財(cái)務(wù)指標(biāo)ではないため、銀行は大量のデータを元に複雑な計(jì)算により導(dǎo)き出す必要がある。ゆえに市場(chǎng)および外部の監(jiān)督管理者は実情を把握しがたい」と指摘した。

　曾氏は、「今回の情報(bào)開示により、銀行は事業(yè)の全面的な整理を?qū)g施し、リスクをより良く計(jì)算?判斷できる。監(jiān)督管理者もこの機(jī)會(huì)に規(guī)制を強(qiáng)化し、金融全體のシステム面のリスクを抑制できる」と分析した。（編集YF）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年1月9日