中國自動(dòng)車メーカーの比亜迪（BYD）が生産したEV路線バスが、このほどドイツ南部の都市?ミュンヘンで試運(yùn)転を?qū)g施した。ミュンヘン中心の音楽ホール広場駅から出ると、153號(hào)停留所に外見の異なる路線バスが停まっていた。車體の四方に「試運(yùn)転」と書かれていたほか、後部の「EV」のマークがひときわ目立っていた。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。

　記者はこのEVバスに乗り、始発駅から終點(diǎn)駅まで3往復(fù)した。バスの乗客の多くは、その変わった點(diǎn)に気づき、記者と共に乗車體験を楽しんだ?！笇gに快適だ」、「エンジンの音が普通のバスと異なる」。車いすの乗客は、車內(nèi)の安全設(shè)備を高く評(píng)価した。ミュンヘ路線バス運(yùn)営會(huì)社の広報(bào)擔(dān)當(dāng)者は、「試運(yùn)転から數(shù)日が経つが、乗客はバスの安定的な高い加速能力に満足している」と語った。

　在ドイツ中國大使館科技所の張衛(wèi)平氏は、「ドイツの自動(dòng)車會(huì)社は、大規(guī)模なマイカー市場の方を重視している。EVバスはドイツの自動(dòng)車會(huì)社の中で、空白の領(lǐng)域と言える。これは中國のEVバス製造メーカーにとってはチャンスだ。中國のEVバスはコストパフォーマンスが高く、ドイツ市場で高い將來性を持つ」と指摘した。中獨(dú)両國は現(xiàn)在、EVバスの基礎(chǔ)科學(xué)研究、試行運(yùn)営、標(biāo)準(zhǔn)化などで協(xié)力している。

　中國の自動(dòng)車がドイツ市場に進(jìn)出する際には、ドイツの第三者試験認(rèn)証機(jī)関であるTUVの検査に合格する必要がある。ドイツは2012年に中國製の1臺(tái)目のEVバスを?qū)毪筏?。同バスは現(xiàn)在ハンブルク市付近のピンネベルクで正式に運(yùn)営しており、ブレーメンも中國製のEVバスを間もなく導(dǎo)入することになる。記者が取材したところ、多くの乗客は中國製のEVバスに肯定的な態(tài)度を見せ、快適でエコロジーだと評(píng)価した。しかし一部の乗客は、バッテリーの壽命、航続距離、體積、コストを疑問視している。

　バスの運(yùn)転手のエドモンドさんは、ミュンヘン路線バス運(yùn)営會(huì)社に30年間勤務(wù)している。エドモンドさんは、「比亜迪が生産したEVバスは、私が初めて運(yùn)転したEVバスで、もう5?6回運(yùn)転している。興味を持った多くの乗客が、一度の充電にどれほどの時(shí)間がかかるか、一度の充電でどれほど走るかなどを質(zhì)問してくる」とうれしそうに話した。

　エドモンドさんは、「153號(hào)はそれほど長い路線ではないが、停留所間の距離が短く、市街地であるため交通が複雑で、停車と発進(jìn)を繰り返さなければならない。これはEVバスのバッテリー性能に対して、過酷な要求を突きつける。冬の運(yùn)転はエネルギー消費(fèi)が増加するため、このEVバスは計(jì)畫されている航続距離を?qū)g現(xiàn)できていない。しかし、バッテリー充電が満タンなら、153號(hào)のバスの運(yùn)行時(shí)間中（5時(shí)40分から21時(shí)まで）を通じて、再充電することなく走行できる」と語った。

　ミュンヘン路線バス運(yùn)営會(huì)社のハーバート會(huì)長は現(xiàn)地メディアに対して、「同バスの一部の技術(shù)は、さらなる改善が必要だ。例えば現(xiàn)在のバッテリーは、體積が大きく重量が重い。またバッテリーは充電と放電を繰り返すことで、壽命が短くなり性能が低下するため、車両の使用コストに直接影響する。しかしEVバスは、未來の長期的な発展方向だ。比亜迪のEVバスのミュンヘンでの試運(yùn)転を歓迎する」と述べた。（編集YF）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年1月20日